2012年7月31日、中國(guó)の社會(huì)科學(xué)者、邵旭峰（シャオ?シューフォン）氏が「南シナ海は最終的に『地中?！护摔胜搿工日摛袱坑浭陇蛑袊?guó)のブログサイト?環(huán)球博客に掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

地中海周辺では紀(jì)元前から爭(zhēng)いごとが絶えなかった。近代に入ってからも英國(guó)とスペイン無(wú)敵艦隊(duì)による戦爭(zhēng)など、その傾向はますます激化している。第1次世界大戦と第2次世界大戦の主な戦いもこの地域で繰り広げられた。

ところが、第2次大戦後、歐州の経済、文化、思想は統(tǒng)合を開始した。彼らは団結(jié)してソ連を筆頭とする社會(huì)主義陣営に対抗する必要があったのだ。地中海には大した資源が眠っていなかったことも幸いした。周辺國(guó)は爭(zhēng)うこともなく暗黙のルールを形成していったのである。

南シナ海も世界経済の一體化という流れのもと、必然的に思想や文化ひいては政治の融合が進(jìn)んでいくだろう。そして、現(xiàn)在の地中海のように各國(guó)共通のルールが形成されていくに違いない。

だが、そこにたどり著くまでに西太平洋諸國(guó)が歩む道は、地中海諸國(guó)より複雑で険しい。その原因は3つ。まず、この地域は「大中華圏」と呼ばれながら、実際には中國(guó)の影響力はそれほど強(qiáng)くない。文化の差も地中海諸國(guó)と比べ、かなり大きい。中國(guó)の経済力?軍事力も絶対的な優(yōu)位を得るほどに至っていない。

次に、豊富な石油?天然ガス資源だ。すでに一部の國(guó)は実効支配を進(jìn)めている。1度手にしたものを簡(jiǎn)単に手放すことはないだろう。そして最後に、米國(guó)、ロシア、日本、インドなど大國(guó)の関與だ。これが南シナ海問題をさらに複雑にしている。

筆者は中國(guó)に事を荒立てないよう大人しくしろと言っているのではない。その逆で、積極的な姿勢(shì)で問題解決に取り組むべきだと言いたいのだ。いつまでも「歴史的に」や「固有の」と言い続けるだけでは、相手を引かせることはできない。

だが、今の中國(guó)の経済力?軍事力では相手を言いなりにすることなど不可能だ。そのため、まずは自分自身の力を向上させることが大切だろう。1番心配しているのは、各國(guó)が「相手を思いやる」ことを放棄し、戦爭(zhēng)に発展するのではないかということ。中國(guó)と日本が特に危ない。両者の間には深い歴史の恨みが存在するからである。（翻訳?編集/NN）