中國から世界へ　「一帯一路」5周年、物流企業(yè)が新たなチャンス迎える

5日午前2時(shí)35分、順豊航空公司の深センとチェンナイ（インド）を結(jié)ぶ大重量貨物機(jī)が深セン寶安空港から離陸し、5時(shí)間以上の飛行を経て目的地に到達(dá)した。これは同社のチェンナイを目的地とする初の大重量貨物機(jī)路線であり、深センとインドを結(jié)ぶ初の貨物直行便でもある。光明日?qǐng)?bào)が伝えた。

「一帯一路」（the Belt and Road）イニシアティブが打ち出されてから5年間にわたり、中國と沿線諸國の貿(mào)易協(xié)力の深化が続き、一帯一路主要貿(mào)易國の重要な輸出入市場(chǎng)になった。中國の物流企業(yè)は大きなチャンスを迎え、順豊速運(yùn)のような「空の倉庫」が増え続けている。また國民経済を後押しすると同時(shí)に、國際貿(mào)易成長(zhǎng)に前向きな影響を及ぼしている。

◆貨物輸送がより便利に

記者が4日夜、深セン空港を取材したところ、貨物到達(dá)から順豊航空公司の大重量貨物機(jī)の離陸までに費(fèi)やされた時(shí)間はわずか8時(shí)間前後だった。稅関が通関データを受け取り、貨物を通過させるのにかかった時(shí)間は1時(shí)間未満だ。

一帯一路の建設(shè)に合わせ、貨物通関時(shí)間を3分の1短縮する目標(biāo)を達(dá)成するため、深セン空港稅関當(dāng)局は深セン空港集団と協(xié)力し、7月16日よりさらに便利な通関措置を開始した。

航空物流擔(dān)當(dāng)者は、「技術(shù)面において我々は電子物流情報(bào)化システムを採用し、通関時(shí)間を大幅に短縮した。検査については、5次元スキャン技術(shù)を使い箱を開けずに検査することで、検査と押収の効率を高めた。また政策面では、従來の到達(dá)後の申請(qǐng)を、到達(dá)前の申請(qǐng)?到達(dá)後の検査に変更することで、通関時(shí)間を3分の1短縮した上でさらに1?2時(shí)間短縮した」と説明した。

◆さらなる國際協(xié)力

順豊速運(yùn)海外エリア事業(yè)責(zé)任者の尹剣氏は、「中國と一帯一路沿線國の貿(mào)易額はすでに2桁臺(tái)の成長(zhǎng)を示している。當(dāng)社の一帯一路沿線における物流業(yè)務(wù)と宅配業(yè)務(wù)量が増加を続けている。當(dāng)社は2017年に、タイとベトナムの事業(yè)を開始した。今回のインド行きの便は、當(dāng)社が一帯一路沿線國の物流業(yè)務(wù)の需要に対処する新たな試みだ」と述べた。

インドは世界2位の人口大國で、中國製スマホが高い市場(chǎng)シェアを占めている。今年第1四半期のインド売上トップ5のブランドに中國ブランドが4社ランクインした。うち小米（シャオミ）は31．1％のシェアで首位をキープした。

航空輸送の速度の優(yōu)位性により、順豊は中國の特色ある農(nóng)産物と生鮮食品の輸出を試みている。6月7日、順豊広州區(qū)はライチ650キロをアラブ首長(zhǎng)國連邦のドバイに輸出し、順豊國際と広州區(qū)のライチの海外輸出を初めて実現(xiàn)した。情報(bào)によると、順豊はさらに特色ある経済事業(yè)の模索を続け、ザリガニを中東に輸出する予定だ。順豊航空の劉良浩董事長(zhǎng)（會(huì)長(zhǎng)）は、「國際業(yè)務(wù)の拡張に伴い、順豊速運(yùn)はさらに世界の12都市とつながる直行便を試験的に開通する。多くの國際都市にサービスを提供し、一帯一路建設(shè)の発展のチャンスをつかむため取り組む」と表明した。

◆越境ECがさらに活況

一帯一路の推進(jìn)と従來の貿(mào)易方法のモデルチェンジ?アップグレードに伴い、B2Cの越境ECの発展の潛在力がさらに引き出されている。越境ECは高度成長(zhǎng)ルートに入っており、宅配業(yè)務(wù)量が毎年増加している。

國家郵政局のデータによると、昨年の全國宅配サービス企業(yè)による國際及び香港地區(qū)?マカオ地區(qū)?臺(tái)灣地區(qū)宅配業(yè)務(wù)量は、2013年の3．2倍の8億3000萬件に達(dá)した。今年上半期は前年同期比43．1％増の5億2000萬件で、業(yè)界全體の伸び率を15．6ポイント上回り、13カ月連続で業(yè)界の平均伸び率を上回った。

郵政企業(yè)の越境ECを?qū)澫螭趣工胫饕唐筏扦ⅳ胫袊]政の國際EMS、國際e郵寶、國際小包などの商品の業(yè)務(wù)量は昨年、2013年の6倍以上の12億件にのぼり、國際市場(chǎng)に進(jìn)出する中國企業(yè)の間で最も人気のあるルートの一つになった。

國家郵政局の関係者は、「一帯一路の建設(shè)により良く貢獻(xiàn)するため、関連國際組織及び沿線諸國との政策のコミュニケーションを強(qiáng)化し、郵便物?速達(dá)便航空輸送ネットワークの建設(shè)を強(qiáng)化する。中歐班列（國際定期貨物列車）による郵便物?速達(dá)便の輸送の推進(jìn)を加速し、國境地帯貿(mào)易速達(dá)ルートを構(gòu)築する」と表明した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年8月13日