三峽ダムを通じて「洪水を資源に」、夏の電力不足を緩和―中國

Record China    2012年8月1日(水) 8時(shí)17分

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7月24日夜から25日にかけ、世界最大の水力発電プロジェクト「三峽ダム」は観測(cè)史上最大の洪水ピークを迎えた。押し寄せる洪水は一種の資源となり、三峽ダムの発電ユニットによってクリーンエネルギーに転換され、人々に恩恵をもたらした。

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2012年7月27日、人民網(wǎng)日本語版によると、7月24日夜から25日にかけ、世界最大の水力発電プロジェクト「三峽ダム」は観測(cè)史上最大の洪水ピークを迎えた。しかし、同じ洪水でもこれまでとは違う。かつては人々を苦しめた洪水も、今は三峽ダムによって調(diào)整され、長江中下流の人々の命と財(cái)産が脅かされることはなかった。押し寄せる洪水は一種の資源となり、三峽ダムの発電ユニットによってクリーンエネルギーに転換され、人々に恩恵をもたらした。新華網(wǎng)が伝えた。

その他の寫真

24日夜、三峽ダムへの流入量は毎秒7.12萬立方メートルに達(dá)し、三峽ダムは建設(shè)9年以來最大の洪水ピークを迎えた。しかし、ダムの合理的な調(diào)整により、ダム下流の各地點(diǎn)における水位上昇幅は制御可能範(fàn)囲內(nèi)に押さえられている。

洪水に伴う流量増加により、三峽ダムの発電ユニット32基はすでに12日間連続でフル稼働を継続、発電量は60億キロワット時(shí)を上回った。これらの電力は送電網(wǎng)を通じて配分され、夏の電力不足を緩和するのに役立っている。

中國工程院の院士によると、三峽ダムは増水期の終わりごろに貯水し、乾季に放流量を増やすことで、長江中下流の干ばつを緩和するのに役立つという。幾度かの洪水ピークを経験し、中國人の治水?用水の方法と理念は徐々に成熟しつつある。(編集/TF)

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