2018年8月22日、シンガポール華字紙?聯(lián)合早報は、マレーシアのマハティール首相がこのほど、中國主導(dǎo)で建設(shè)が進んでいた大型鉄道整備事業(yè)を中止すると明言したことについて、「鉄道建設(shè)などに従事していた多くの作業(yè)員がリストラに直面する」と伝えた。

マハティール氏が中止を表明したのは、クアラルンプール郊外のクラン港からマレー半島を橫斷し、同國北部のタイ國境までを結(jié)ぶ「東海岸鉄道」と、南部マラッカで進められていた天然ガスのパイプライン建設(shè)計畫。聯(lián)合早報は「建設(shè)事業(yè)そのものだけでなく、作業(yè)員用の住居建設(shè)、人材募集などにかかった費用も、計畫中止ですべて損害になる」と報じている。

一方、マレーシア政府が7月、東海岸鉄道の中止を決めたことで、事業(yè)主體となっている中國交通建設(shè)はすでに作業(yè)員のリストラを始めている。建設(shè)予定地であるクアラルンプール郊外?ベントンの作業(yè)員宿舎は、先月すでにすべての作業(yè)員が引き払った。作業(yè)員の2割近くは中國から派遣されてきたという。（編集?翻訳/大宮）