中國(guó)の四川省南充市で8月11日、患者の家族が妊娠中の看護(hù)師に暴行を加える事件が発生した。14日付で封面新聞が伝えた。

被害に遭ったのは妊娠6カ月の29歳の女性看護(hù)師。小児科で働き、點(diǎn)滴を受けていた男の子の対応をしていた。點(diǎn)滴が終わり、管を固定していた醫(yī)療用テープをはがした際に、男の子の祖母が「子どもが痛がっている」とし、手ではがすのではなくハサミでテープを切ってはがすよう要求した。

看護(hù)師によると、男の子は対応中ずっと泣いており、足に點(diǎn)滴を打っていたため暴れたら危険だと考え手ではがしたが、それが気に入らなかった祖母は看護(hù)師を押しのけた?？醋o(hù)師が処置を終え去ろうとすると、今度は點(diǎn)滴スタンドで看護(hù)師の肩を毆る暴挙に?？醋o(hù)師は妊娠6カ月ということを伝えたが、祖母の怒りは収まらず、その場(chǎng)を去ろうとした看護(hù)師に點(diǎn)滴の瓶を投げつけたり、點(diǎn)滴スタンドで背中を何度も毆打したりした。

暴行を受けその場(chǎng)に倒れた看護(hù)師は産婦人科に搬送されたが、事件発生の1時(shí)間後から子宮収縮の頻度が上がるという事態(tài)に発展。早産の危険性に見(jiàn)舞われている?？醋o(hù)師に暴行を加えた祖母は「看護(hù)師の不手際で子どもが痛がった」と主張しているが、その後警察に拘束され10日間の拘留処分と罰金200元を科せられた。（翻訳?編集/內(nèi)山）