2012年8月2日、中國最大の鉄道車両メーカー、中國南車は、子會(huì)社の車南車株洲電力機(jī)車有限公司がトルコのアンカラ地下鉄のプロジェクトを落札したことを発表した。東方早報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

受注総額は2011年総売上額の3．1％に相當(dāng)する約25億元（約307億円）に上り、中國の鉄道事業(yè)にとっては歐州市場(chǎng)における最大の受注となった。

中國南車は海外市場(chǎng)への進(jìn)出を加速させており、2011年の海外売上額は前年比162％増の60億元（約725億円）、今年はマレーシアのアンパン線延伸プロジェクト、カザフスタンのディーゼル車両64臺(tái)の製造、香港の高速鉄道などを相次いで受注し、上半期だけで前年同期を100％以上上回る50億元（約614億円）を超える売り上げを達(dá)成している。

アンカラ地下鉄は、トルコが全世界に向けて入札を募集していた。車両はすべてステンレス製を採用し、既存の車両との互換性を考慮し、モジュール化、標(biāo)準(zhǔn)化、軽量化により安全性を確保、車両壽命等のコスト引き下げが図られることとなる。契約調(diào)印後20カ月以內(nèi)に15両を引き渡し、殘りの車両は39カ月以內(nèi)に屆けられ、アンカラ市を走る4本の地下鉄路線で運(yùn)用される見込みだ。

南車株機(jī)は、同國イズミル市の2號(hào)線にもライトレール車両を供給しており、今年3月の運(yùn)行開始以來、無事故走行距離2萬km、乗客數(shù)200萬人を超え、現(xiàn)地での主要交通機(jī)関として定著している。

南車の公式サイトによると、同社は7月16日、獨(dú)自開発の車両をグルジアに向けて輸出しており、レール幅の等しいウクライナ、アゼルバイジャン市場(chǎng)の開拓も見據(jù)えている。（翻訳?編集/長河）