15日までに発表された「世界の大學(xué)學(xué)術(shù)ランキング」で、上位500校に中國の大學(xué)が51校ランクインした。米國の139校に次ぐ世界第2位だった。日本の大學(xué)は16校がランクインした。

中國における第1位は清華大學(xué)（所在地：北京市）で、世界ランキングでは第45位。第2位は北京大學(xué)（同）、第3位は浙江大學(xué)（浙江省杭州市）だった。全世界における100位以內(nèi)にランキングしたのは同3校だった。

200位までには復(fù)旦大學(xué)（上海市）、上海交通大學(xué)（同）、中山大學(xué)（広東省広州市）、中國科學(xué)技術(shù)大學(xué)（安徽省合肥市）、ハルビン工業(yè)大學(xué)（黒龍江省ハルビン市）、華中科技大學(xué)（湖北省武漢市）、南京大學(xué)（江蘇省南京市）、四川大學(xué)（四川省成都市）、西安交通大學(xué)（陝西省西安市）が選ばれた。

日本における第1は東京大學(xué)で、世界ランキングでは第22位。第2位は京都大學(xué)、第3位は名古屋大學(xué)だった。全世界における100位以內(nèi)にランキングしたのは同3校だった。

200位までには大阪大學(xué)、東北大學(xué)、北海道大學(xué)、東京工業(yè)大學(xué)が選ばれた。

日中の大學(xué)のランキング狀況を見ると、日本のトップ校の世界における順位は中國の大學(xué)を引き離しているが、50～500位では中國の大學(xué)の層の厚さが目立つ。

同ランキングの専攻基準は出身者によるノーベル賞とフィールズ賞の受賞回數(shù)（比重10％）、現(xiàn)職教員におけるノーベル賞とフィールズ賞の受賞者數(shù)（比重20％）、各分野における論文引用數(shù)がトップである科學(xué)者數(shù)（比重20％）、科學(xué)誌「サイエンス」「ネーチャー」の掲載論文數(shù)（比重20％）、科學(xué)文獻と社會科學(xué)文獻における論文の引用件數(shù)（比重20％）、関係者人數(shù)による調(diào)整（比重10％）。

専攻基準から、同ランキングは學(xué)術(shù)面における功績に焦點を當(dāng)てた大學(xué)評価と言える。また、理工系に重きを置いた評価とも言えそうだ。ランキングを発表しているのは上海軟科教育信息諮詢。

なお、フィールズ賞とは數(shù)學(xué)分野の賞で、ノーベル賞に數(shù)學(xué)部門がないために、「數(shù)學(xué)のノーベル賞」とも言われる。ただし、フィールズ賞には若い研究者を顕彰し勵ますとの考えがあり、受賞年齢が40歳以下との制限がある。

そのため、佐藤超関數(shù)などで世界の數(shù)學(xué)界に大きな影響與えた日本の佐藤幹夫氏が、極めて獨創(chuàng)的な研究であったため広く理解されることが遅れ、評価が確立した時點で40歳を超えていたので受賞を逃したなど、最も優(yōu)れた研究者がフィールズ賞を受賞できなかった場合があるなどの指摘がある。（翻訳?編集/如月隼人）