2018年8月16日、観察者網(wǎng)によると、臺灣初の慰安婦像設(shè)置をめぐる菅義偉官房長官の発言について、國民黨臺南市黨部の謝龍介（シエ?ロンジエ）主任委員が「蔡英文（ツァイ?インウェン）総統(tǒng)、頼清徳（ライ?チンダー）行政院長はこれに反応すべき」との考えを示した。

臺灣南部?臺南市に設(shè)置された慰安婦像の除幕式は國民黨の馬英九（マー?インジウ）前総統(tǒng)出席のもと、14日に開催された。像設(shè)置について菅官房長官は「世界各地における慰安婦像の設(shè)置、展示はわが國政府の立場や取り組みと相いれない極めて殘念なこと」と発言。謝氏は発言へのリアクションを蔡政権に求めたほか、「（慰安婦問題に対する）謝罪がそれほど難しいのか」と述べたという。

記事によると、謝氏は「（臺南市慰安婦人権平等促進(jìn)協(xié)會(huì)による）像の設(shè)置は傷を癒し、和解を希望して憎しみを消すためのものだ。ただ、歴史事実の歪曲は許されない。馬前総統(tǒng)の言葉通り、日本政府は勇敢に向き合う必要がある」と述べ、「30以上の國?地域が日本に慰安婦の歴史と向き合うよう求めている。もし臺灣の慰安婦像が臺日関係に悪い影響をもたらすのなら、これらの國?地域と日本の間にも衝突が起き、関係に影響が及んでいくのか？」とも指摘。同氏はまた、「臺灣の少女がひどい迫害を受けたことに臺灣人が立ち上がらないのは臺灣の悲哀だ」と日本による誠意ある謝罪と賠償を強(qiáng)く主張し、「臺灣の少女にこのようなことをしておきながら謝罪一つすることがそれほど難しいのか？」と訴えたという。（翻訳?編集/野谷）