2018年8月17日、猛暑の中、連日熱戦が続く甲子園大會。100回目の節(jié)目となった夏の高校野球の祭典について、韓國紙は「日本社會の縮図」との見方を示し、「日本人が好きな要素がすべて含まれている」と評している。

朝鮮日報(bào)は甲子園大會を取り上げた記事で、まず「高校野球が日本社會で人気を集めているのは、日本に長年続く『地方を重視する伝統(tǒng)』と関係がある」と指摘?！溉毡兢?868年の明治維新までは藩と呼ばれる地方の伝統(tǒng)が強(qiáng)かった。藩主が一定の権限を持って幕府と協(xié)力?緊張関係を保ってきた?，F(xiàn)在の47都道府県に行政區(qū)域が再編された後も、このような地方中心の文化が維持されている」と報(bào)じている。

続いて「夏の高校野球が100年以上にわたり紆余（うよ）曲折の多い現(xiàn)代という時代を通して日本人と喜怒哀楽を共にしてきたのも愛著を抱かせる要素だ」と言及?！赶膜胃咝Ｒ扒颏先毡兢蔚蹏髁x時代の1915年に初めて開催され、24年には今の甲子園球場が建てられた。太平洋戦爭のため42年から4年間中斷されたのを除き、46年以降は1年も欠かさずに行われている。復(fù)活した高校野球はさまざまな伝説を生み、経済復(fù)興に余念がなかった日本人たちを癒やし、勵ました」と説明している。

さらに「高校野球が人気があるのは、毎年新たな伝説と記録が生まれているからだ」とも強(qiáng)調(diào)?！父咝Ｉ郡沥纬砷Lドラマでもあると言える。強(qiáng)打者だった松井秀喜さん（元巨人など）は1992年の決勝戦で5打席連続敬遠(yuǎn)され話題になった?，F(xiàn)在、日本のプロ野球で最も人気のある選手の一人、松坂大輔投手（中日）は1998年の夏の高校野球決勝でノーヒットノーランを達(dá)成した」などと伝えている。

記事は最後に「成人チームの野球とは違い、高校野球が純粋さや闘志で伝説をつくってきたのも甲子園人気に貢獻(xiàn)している」と報(bào)道。「高校野球の経済學(xué)」を著した慶応大學(xué)の中島隆信教授の「最後まで勝負(fù)をあきらめないはつらつとしたプレーで観客を熱狂させる」との分析を紹介し、「高校野球は『日本社會の縮図』という聲もある。愛郷心?成長ストーリー?伝説など日本人が好きな要素がすべて含まれているということだ」と論じている。（編集/日向）