2018年8月17日、臺(tái)灣?聯(lián)合報(bào)は、臺(tái)南市に臺(tái)灣初の従軍慰安婦像が設(shè)置されたことに対し、日本の臺(tái)灣交流協(xié)會(huì)の沼田幹夫代表が國民黨の呉敦義（ウー?ドゥンイー）主席を訪ねて抗議を行ったと報(bào)じた。

記事は「臺(tái)灣初の慰安婦像は國民黨の臺(tái)南市部の近くに設(shè)置され、馬英九（マー?インジウ）前総統(tǒng)が除幕式に出席した。日本政府が遺憾の意を示した後、日本臺(tái)灣交流協(xié)會(huì)の沼田臺(tái)灣駐在代表が16日に國民黨の呉主席を訪ね、慰安婦像に対する『適切な処理』を求めた。これは言下に『撤去』を望む発言だが、呉氏はその場で『あり得ない』と拒否した」と伝えている。

記事によれば、沼田氏は15日に呉氏との面會(huì)を緊急に申し入れたとのこと。國民黨本部は、沼田氏が呉氏と面會(huì)した際に「馬前総統(tǒng)が除幕式に出席した件について『いささかの意見』を示した」としている。記事は、沼田氏の言い分を「像が設(shè)置された臺(tái)南の繁華街は毎日日本や韓國の観光客が通る場所である。日本はすでに慰安婦問題について謝罪など多くの対応をしており、臺(tái)灣で最後議論が起こるのを避けたい」とした。

呉氏は沼田氏に対して「歴史を忘れてはならず、戦爭や苦痛の記録が未來の平和の礎(chǔ)にもなる。臺(tái)灣で発生した慰安婦事件に対し、日本政府には正視してもらいたい」と語ったという。

馬前総統(tǒng)の事務(wù)所も16日夜、沼田氏が同日午前に馬前総統(tǒng)のもとを訪れ、慰安婦問題に対する日本政府の立場を伝えたことを明らかにした。そして、馬前総統(tǒng)が「日本は臺(tái)灣人慰安婦に賠償すべき。そのように日本政府に報(bào)告してほしい」と申し入れたという。（翻訳?編集/川尻）