2012年8月6日、中國國家人口計(jì)畫生育委員會が「中國流動(dòng)人口発展報(bào)告2012」を発表、農(nóng)村からの出稼ぎ労働力を含む流動(dòng)人口の動(dòng)向について最新のデータを公開した。中國新聞社の報(bào)道。

【その他の寫真】

2011年、中國全土には2億3000萬人の流動(dòng)人口が存在し、人口の17％を占めている。その平均年齢は28歳で、1980年以降に生まれた農(nóng)村部からの出稼ぎ労働者、いわゆる「新世代農(nóng)民工」がおよそ半數(shù)にのぼっている。

両親世代と比較すると、「新世代農(nóng)民工」が都市部で就業(yè)する理由は、家計(jì)を支えるための一時(shí)的なものではなく、個(gè)人の人生を見據(jù)えた長期的なものが多くなっている。もちろん、出稼ぎ労働者の子女として、もともと都市部で生まれ育った層もふくらんできている。彼らは農(nóng)業(yè)を知らずに育った世代。農(nóng)村戸籍を持ったままの彼らにとって、たとえ就業(yè)機(jī)會が不平等であったとしても、大部分は都市部での就業(yè)を望み、農(nóng)村部へ戻って農(nóng)業(yè)に従事する向きは少ない。

よって、都市部へ定住化する動(dòng)きは顕著だ。流動(dòng)人口のうち3割は、都市部での生活がすでに5年以上となっており、現(xiàn)在の職場あるいは業(yè)種で平均4年を過ごしている。帰省するのは平均年2回に満たない。

出稼ぎ労働者の若年層（30歳以下）では、都市部へ出ていく年齢も低くなってきている。5割が20歳を迎える前に故郷を離れており、よって、平均初婚年齢も上がってきている。23歳時(shí)點(diǎn)での既婚率は35％。また、既婚者のうち5割は故郷ではなく、出稼ぎ先で伴侶に出會っている。彼らの一世代上では、5割以上が23歳まで、かつ出稼ぎ前に結(jié)婚し、平均26歳で都市部へ出ている。(翻訳?編集/愛玉)