2012年8月6日、中國(guó)雲(yún)南省の昆明長(zhǎng)水國(guó)際空港で、天候不良のため足止めを食らった乗客約30人が滑走路に立てこもり、別の飛行機(jī)の出発を妨害するという事件があった。7日付で重慶晨報(bào)が伝えた。

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事件があったのは6日の午前8時(shí)（現(xiàn)地時(shí)間）ごろ。雲(yún)南祥鵬航空の武漢行きの飛行機(jī)が出発しようとしたところ、別のフライトを待っていた乗客約30人が「俺たちが出発できないんだから、お前たちも行かせない！」などと叫びながら、滑走路を占拠。結(jié)局、飛行機(jī)は1時(shí)間遅れで出発した。

同空港ではこの日、前日の晩から同じ海南航空系列である中國(guó)西部航空の西雙版納（シーサンパンナ）行きと重慶行きの2つのフライトが、天候不良のため、遅延を余儀なくされていた。そのため、ロビーでは合わせて約300人の乗客がイライラしながら待機(jī)していた狀態(tài)。そこへ、別の飛行機(jī)が出発するとのアナウンスが聞こえてきたため、怒りが爆発したようだ。

実はこれに先立ち、同日午前4時(shí)半（同）ごろにもひと騒動(dòng)起きている。西部航空はこの時(shí)、先に重慶行きを飛ばすことを決定。ところが、これに腹を立てた西雙版納行きの乗客が搭乗口を封鎖、係員と口論している間に乗客を1人も乗せないまま飛行機(jī)だけが出発してしまったという。（翻訳?編集/NN）