北京を出発する前はアジア競(jìng)技大會(huì)に対する関心はスポーツ界からしか感じ取れなかったが、ジャカルタに到著すると、この都市が醸し出すアジア競(jìng)技大會(huì)の熱気に飲み込まれてしまった。街頭を飾る同大會(huì)のマスコットキャラクターと宣伝スローガンが、第18回アジア競(jìng)技大會(huì)がスタートすることを人々にひっきりなしに告げていた。工人日?qǐng)?bào)が伝えた。

アジア競(jìng)技大會(huì)は4年に1度開(kāi)催されるアジア各國(guó)のスポーツの実力を全面的に示す戦いだ。それは今年も例外ではなく、中國(guó)や日本といったアジアのスポーツ強(qiáng)國(guó)の対抗は、どのような火花を散らすのだろうか。

■アジアの覇者の地位守る中國(guó)

8年前の広州アジア競(jìng)技大會(huì)で、中國(guó)代表はホームグラウンドの利を活かして金メダル199枚を含む416枚のメダルを獲得。この枚數(shù)はアジア競(jìng)技大會(huì)で過(guò)去最多となった。

中國(guó)は今回大規(guī)模なチームを派遣しているが、新人選手の割合はなんと74．6％。そのため金メダルを含むメダル獲得數(shù)がある程度減少すると予想されているが、中國(guó)の各競(jìng)技をカバーする人材の豊富さと全體的な実力の面では、今大會(huì)もアジアの覇者としての地位を守ることは難しくないとみられている。

■得意競(jìng)技における日中対決に注目

アジア競(jìng)技大會(huì)は常に日中韓の三つ巴の戦いとなるが、なかでも日中間の競(jìng)爭(zhēng)がより注目を集める。特に日本は2020年夏季五輪を開(kāi)催するため、日中のスポーツ分野の駆け引きがさらに激しさを増すとみられている。

日中が互いに得意とする競(jìng)技のうちバドミントンを例とすると、先ごろ南京で閉幕した世界バドミントン選手権で、両チームは計(jì)10枠あった決勝戦の枠にそれぞれ4枠を占めた。中國(guó)は混合ダブルスと男子ダブルスで金メダルを獲得し、日本は女子ダブルスと男子シングルスで優(yōu)勝した。こうした日本バドミントンの臺(tái)頭は、中國(guó)のかつての優(yōu)勢(shì)を脅かしている。

また、中國(guó)體操はリオ五輪で金メダルを獲得できず、最悪の結(jié)果となった。東京五輪までの2年間で中國(guó)體操は巻き返しを図るが、ベテランが円熟味を増し、新人も輩出している日本男子體操と渡り合うのは困難だろうとみられている。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/YF）