2012年8月7日、新華網(wǎng)によれば、工業(yè)化の成功で“中國一の金持ち村”となった江蘇省の華西村が1億元（約12億3600萬円）を投じて中國初の村営航空會(huì)社である江蘇華西通用航空有限公司を設(shè)立、7月26日、中國民航華東局から正式に開航を許可された。

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同社はAS350B3型機(jī)とMD902型機(jī)のヘリコプター2機(jī)を所有。華西村通用空港を中心として高度300メートル以下での遊覧飛行などを主業(yè)務(wù)とする。華西村や隣接する江陰市を上空から眺めることができ、村を訪れた観光客や村人の利用が見込まれている。搭乗可能人數(shù)は4?6人。

村の黨委員會(huì)書記を務(wù)める華西集団公司の呉協(xié)恩（ウー?シエエン）會(huì)長によれば、第12次5カ年計(jì)畫（2011―2015年）の期間中に保有機(jī)をヘリコプター5機(jī)、ビジネスジェット1機(jī)に増やしてサービスを拡大させる計(jì)畫。また、村と約400km離れた青島市とを結(jié)ぶ北ルートと、福建省や広州市、海南島などを結(jié)ぶ南ルートの2航路を開拓する予定だという。

なお、華西村は江蘇省無錫市の県級(jí)市?江陰市に位置する村で、村全體で工業(yè)化をすすめたことで“天下第一の村”と呼ばれるほど豊かになった。村內(nèi)の企業(yè)は多くが村営で、村人はその出資者という立場になっている。村人の大半が一戸建てに住み、自家用車を所有、平均所得も1萬ドルを超えるという。國內(nèi)外からの観光客も多く、年間200萬人が訪れている。（翻訳?編集/岡田）