2012年8月8日、中國(guó)紙?信息時(shí)報(bào)は、ロンドン五輪の男子110メートル障害で、2大會(huì)ぶりの金メダル獲得を期待されながら途中棄権した中國(guó)の劉翔（リウ?シアン）選手の広告価値について考察した。

【その他の寫真】

金メダルを獲得した2004年のアテネ五輪以前、中國(guó)のオリンピック代表選手の中では特に目立つ存在ではなかった。當(dāng)時(shí)の劉選手はわずか4社の広告契約を結(jié)んでいたに過(guò)ぎず、1件當(dāng)たりの出演料は35萬(wàn)?40萬(wàn)元（約434萬(wàn)?496萬(wàn)円）だった。

アテネ五輪で金メダルを獲得後、劉翔選手の価値は急上昇?；钴Sはその後も続き、世界陸上選手権、アジア競(jìng)技大會(huì)、ローザンヌ國(guó)際、など多くの國(guó)際大會(huì)で優(yōu)勝した。このころ、劉選手の価値は年あたり100％以上の上昇を記録し、2007年には広告1件當(dāng)たりの出演料が1700萬(wàn)元（約2億1080萬(wàn)円）に達(dá)した。2008年の北京五輪直前には広告契約12社、出演料総額は年間1億6300萬(wàn)元（約20億2120萬(wàn)円）に達(dá)していた。

しかし、北京五輪では一次予選を負(fù)傷によって棄権するという、これまでの人生で最も大きな挫折を味わった。

劉選手の棄権は協(xié)賛スポンサー企業(yè)にも大きな打撃となった。當(dāng)時(shí)の「中國(guó)経済報(bào)」は、各企業(yè)が被った損害が30億元（約372億円）、劉選手本人が10億元（約12億4000萬(wàn)円）の損失をこうむったと推定した。また、2009年に中國(guó)ブランド研究院が発表した報(bào)告書では、劉選手の広告出演料は北京前の1件1500萬(wàn)元（約1億8600萬(wàn)円）から200萬(wàn)元（約2480萬(wàn)円）へ暴落。12社あったはずのスポンサー企業(yè)はナイキ1社のみとなった。

故障の治療に専念後、2009年9月の上海ゴールデングランプリで2位となり、無(wú)事に復(fù)活。各國(guó)際大會(huì)で順調(diào)に復(fù)調(diào)すると、2011年にはスポンサー企業(yè)が5?6社にまで回復(fù)した。

今年に入っても好調(diào)は続き、2月には室內(nèi)陸上グランプリの60メートル障害で、自身のもつアジア記録を塗り替えて優(yōu)勝。6月、國(guó)際陸上競(jìng)技連盟（IAAF）ダイヤモンドリーグ戦上海大會(huì)110メートル障害では、5年ぶりとなる12秒臺(tái)を記録して優(yōu)勝し、ロンドン五輪での“王者復(fù)活”への期待が大きく盛り上がった。ロンドン五輪直前、契約を結(jié)んだスポンサー企業(yè)は、ナイキ、コカ?コーラなどの大手を多數(shù)含む17社に。その価値と影響力は、NBAのスーパースター?姚明（ヤオ?ミン）選手の絶頂期に匹敵すると評(píng)された。

しかし、結(jié)果は北京五輪と同様に予選での棄権に終わり、スポンサー企業(yè)の落膽も計(jì)り知れないものがあった。ただし、スポンサー各社は、北京五輪の時(shí)と同様に、劉翔選手を勵(lì)ます內(nèi)容のコメントを発しているという。（翻訳?編集/HA）