オーストラリア國籍取得率、中國人だけ謎の大幅減―中國メディア

Record China    2018年8月23日(木) 7時20分

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20日、観察者網(wǎng)によると、オーストラリアの國籍取得申請をしている中國人の取得率が大幅に減少している。寫真はメルボルンのチャイナタウン。

2018年8月20日、観察者網(wǎng)によると、オーストラリアの國籍取得申請をしている中國人の取得率が大幅に減少している。

記事は、オーストラリアの現(xiàn)地メディアの報道を引用。オーストラリアの會計年度は7月1日から始まるが、17~18年度が始まってからの8カ月間に、オーストラリア國籍を取得した中國人はわずか1559人で、これは16~17年度の6500人と比べて大幅に減少している。

記事によると、毎年1萬人近くの華人がオーストラリア國籍の取得申請をしており、これまではこのうち8000~9000人に國籍の取得が認められた。統(tǒng)計によると、12年度から16年度は華人の國籍申請者は全體の6%を占め、取得數(shù)も同様に6%を占めていた。昨年度から國籍取得者數(shù)が減少し始めたが、申請者數(shù)は安定して上昇しているという。

しかし、今年度から狀況が急変。今年2月までの時點で、華人の國籍取得率は全體の3%にも満たないほどまで減少したといい、年度殘りの4カ月分のデータはまだ公表されていないものの、豪メディアによると最終的な數(shù)字はかなり低くなる見通しだ。

記事によると、17~18年度のオーストラリア國籍取得者數(shù)は、中國以外にもインド、英國、南アフリカ、フィリピン、スリランカなどの國でも減少しているが、國籍取得者全體に占める割合で見ると中國以外の國は上昇しているという。

こうした狀況に対し、オーストラリア労働黨のJulian Hill議員は、「永住権を取得する中國人數(shù)がおかしなほど大規(guī)模に減少したというのは、大きな疑問だ」と述べ、中國を?qū)澫螭藯l件を厳しくしているのではないかとの疑念を示した。これに対し、オーストラリア內(nèi)務省の報道官は、「特定の背景の人物に対して公民の身分取得を制限することはない」と述べたという。(翻訳?編集/山中)

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