米國にとって中國は「全能で便利」な存在、手放せるわけがない=―香港メディア

Record China    2012年8月11日(土) 7時55分

拡大

8日、香港メディアは「米國は『全能』の中國を手放せない」と論じた記事を掲載した。寫真は7日、人手不足が深刻化する広東省広州市。

(1 / 8 枚)

2012年8月8日、香港中國評論社は「米國は『全能』の中國を手放せない」と論じた記事を掲載した。環(huán)球時報(電子版)が伝えた。以下はその內(nèi)容。

その他の寫真

ロンドン五輪に出場する米國代表選手たちが著るユニフォームが「メード?イン?チャイナ」であることが分かり、米國內(nèi)でにわかにナショナリズムが高まっている。民主黨のリード上院院內(nèi)総務(wù)は「全部燃やせ」と発言。貿(mào)易不均衡をめぐる対中批判が高まる中、國民の間からも、「中國人は米國人から生活の糧を奪った」「工場を米國に戻し、米國でユニフォームを生産するべきだ」などの意見が噴出している。

だが、工場を米國に移せばすべてが解決するのだろうか?いや、その前に米國の資本家がこれに応じるわけがない。米國には安い賃金で牛馬のようにこき使える労働者などいないことを知っているからだ。それに、米國人も資本家たちが中國で現(xiàn)地労働者をどのように搾取しているかを知っている。自分たちが同じように働けるはずがないということも。

中國は米國にとって第2の貿(mào)易相手國。最大の相手はカナダで、3位はメキシコ、4位は日本、5位がEU(歐州連合)という順になっている。だが、中國は最も特別な存在だ。なぜなら、米國は中國から鉱物資源や労働力、「メード?イン?チャイナ」を安く買い入れ、飛行機(jī)や特許、國債を高く売りつけるという“おいしい”図式が成り立っているからである。

カナダは國土が広く資源も豊富だが人口が少ない。米國にとっては天然資源を供給してくれるだけの相手にすぎない。メキシコは反対に使えるのは安い労働力だけ。日本の忍耐強(qiáng)い國民性は魅力だが、資源がない。こう考えると、中國の「全能」さが際立ってくるだろう。中國は原料を産出し、その原料で「メード?イン?チャイナ」を生産する。米國にとってはどれもが必要なものばかりだ。米國が中國を手放せるわけがない。(翻訳?編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜