2012年8月14 日、CNNによると、世界遺産に指定された広東省開平市の「開平樓閣と村落」だが、観光業(yè)の隆盛で危機的狀況に置かれている。15日付で環(huán)球時報が伝えた。

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中國には現(xiàn)在、世界で最も多い43カ所の世界遺産が存在しており、さらに數(shù)十カ所が申請している。開平市の建築群は清朝末期から中華民國の時代にかけて華僑が建設したもので、西洋の建築様式を取り込んだ獨特の雰囲気を持っており観光地として人気が高く、年間多數(shù)の観光客が訪れている。

世界遺産に登録されると観光資源としての価値も高まるが、投機対象になったり、不動産価格が高騰したりするなど観光客の激増がもたらすマイナス面も看過できない。観光客が増えたことで、現(xiàn)地住民の生活環(huán)境や周辺の自然環(huán)境も破壊されつつある。

中國國內(nèi)の観光客は7年前までは年間10億人程度だったが、2011年には年間26億人にまで増加。以前は訪れる人が少なかった辺境地區(qū)でも多數(shù)の観光客が訪れるようになっている。1997年に世界文化遺産に登録された「麗江古城」には年間1100萬人もの観光客が訪れている。（翻訳?編集/岡田）