2018年8月27日、韓國?スポーツ京郷によると、ジャカルタ?アジア大會に出場している韓國と北朝鮮の南北合同チームが、カヌーの女子トラディショナルボートレース500メートルで大會初の金メダルを獲得した。韓國では、同チームの選手らが授賞式で掲げた統(tǒng)一旗に注目が集まっている。

記事は、「掲げられた統(tǒng)一旗は一風(fēng)変わっていた」とし、「旗の右側(cè)、実際の地図では東海（日本海の韓國名）に當(dāng)たる部分に白いテープが貼られていた」と伝えている。統(tǒng)一旗は、白地に水色で朝鮮半島が描かれている。

これについて、大韓カヌー連盟関係者は「獨(dú)島（竹島の韓國名）がある部分にテープを貼ったもの」とし、「選手らは一種の意思表示をした」と説明したという。

同大會の開會式で南北の選手団が統(tǒng)一旗を掲げて合同入場することが決定した後、韓國はアジアオリンピック評議會（OCA）に竹島が描かれた統(tǒng)一旗の使用を許可するよう求めた。しかし「スポーツと政治は切り離すべきとの立場をとる國際オリンピック委員會（IOC）の基準(zhǔn)に準(zhǔn)じる」との理由で受け入れられなかった。そのため、開會式で南北の旗手が掲げた統(tǒng)一旗はもちろん、授賞式で掲揚(yáng)された統(tǒng)一旗にも竹島は描かれていなかった。

記事は「選手らは世界の注目が集まる場所で、獨(dú)島も一つになった朝鮮半島の一部ということを示したかったようだ」と伝えている。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「なぜ隠す？獨(dú)島入りの旗を堂々と掲げたらいい」「統(tǒng)一旗に獨(dú)島を描けないのなら、合同チームを作った意味がない」と選手らに不満の聲が寄せられている。

また「紛爭地域でもないのになぜ？日本が『朝鮮半島は日本領(lǐng)』と言ったら、IOCは統(tǒng)一旗から朝鮮半島まで消してしまいそう」「政府は出場を諦めてでも獨(dú)島を描くべきだった」「政府は抗議すらできないの？」「日本の政治家がちゃんと仕事している証拠だね。韓國の政治家は何をしているのか…」など、極端な聲も。

その他「そもそも南北合同チームが政治的ではないか？」と指摘する聲も上がった。（翻訳?編集/堂本）