2012年8月16日、中國共産黨機(jī)関紙?人民日報(bào)系の國際情報(bào)紙「環(huán)球時(shí)報(bào)」は、尖閣諸島（中國名?釣魚島）をめぐる問題について、「中國が今すぐ奪還しようとすれば、大規(guī)模な戦爭になる」と論じた。以下はその概要。

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釣魚島（尖閣諸島）をめぐり、中國と日本が張り合っているのは実力、そして敵と対峙する勇気だ。日本は韓國、ロシアとの領(lǐng)有権爭いで悔しい思いばかりしている。そのうっぷんが中國に対する強(qiáng)硬姿勢につながっているのだろう。今年に入り、日本は「尖閣購入計(jì)畫」など挑発的な態(tài)度をとり続け、中國社會(huì)もこうした日本の態(tài)度にイライラがたまっている。中國と日本は今、どちらも負(fù)けられない狀況だ。

中國の民衆(zhòng)は「釣魚島（尖閣諸島）は中國領(lǐng)なのになぜ日本に占領(lǐng)されているのか」「なぜ人民解放軍に香港の抗議船の護(hù)衛(wèi)をさせないのか」と疑問に思っているだろう。だが、中國社會(huì)に分かって欲しい事実がある。民間の「保釣」（尖閣防衛(wèi)）行動(dòng)は國の総合的な力が支えているのだ。政府は活動(dòng)家の上陸を表立って支持してはいないが、活動(dòng)家は決して孤立しているわけではない。

その証拠に海上保安庁の巡視船は放水銃で攻撃しただけだった。これは中國を怖がるあまり、それ以上の行為に出られなかったのだ。中國政府と香港特區(qū)政府は今すぐ、活動(dòng)家たちを安全に帰國させなければならない。そのため、中國は十分な外交手段を動(dòng)員して、日本との爭いの準(zhǔn)備をする必要がある。

中國の「保釣」（尖閣防衛(wèi)）活動(dòng)はすでに素晴らしい成果を挙げている。日本が「実効支配」しているとはいえ、いまだに無人島のままだ。日本には開発する勇気がないだけである。しかも、日本人が簡単に上陸することもできない狀況だ。

それは、なぜか。中國の機(jī)嫌を損ねたくないからだ。とはいえ、中國は今すぐ釣魚島（尖閣諸島）を奪還しようとするわけにもいかない。國民もこれだけは肝に銘じてほしい。そうしようとすれば、大規(guī)模な戦爭になる。戦爭にどんなメリットがあるというのか。

釣魚島（尖閣諸島）をめぐる駆け引きは複雑だ。中國の実力と知恵が試されているといってよい。官と民の信頼関係はどうか？暗黙の了解は出來ているだろうか？外國との爭いではちょっとしたミスが命取りになる。決して壊れることのない固い結(jié)束こそが、相手をひるませる最強(qiáng)の武器になるということを覚えていてほしい。（翻訳?編集/NN）