韓國ロッテ、中國の飲料市場から撤退へ―韓國メディア

Record China    2018年8月29日(水) 5時50分

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28日、韓國?亜洲経済はこのほど、ロッテが中國の飲料市場から撤退すると報じた。寫真は中國で起きたロッテに対する抗議デモ。

2018年8月28日、中國メディアの観察者網によると、韓國?亜洲経済はこのほど、ロッテが中國の飲料市場から撤退すると報じた。以下はその概要。

ロッテの「THAAD(高高度防衛(wèi)ミサイル)悪夢」はまだ進行形だ。

消息筋によると、ロッテは中國河南省ラク河市にある楽天澳的利飲料有限公司の工場敷地と設備の売卻作業(yè)を進めている。工場の敷地は16萬5000平方メートルで、ロッテの中國國內にある飲料工場の中で最大規(guī)模だ?,F(xiàn)地の業(yè)界関係者は「工場の生産ラインは稼動が中斷され、労働者たちも退社した狀態(tài)」と説明している。

楽天澳的利の労働者數(shù)は多い時で1300人を超え、構造調整前は500~600人程度だった。韓國人の従業(yè)員3人だけ殘り、売卻作業(yè)を進めている。

ロッテは2005年、地元企業(yè)の昌達実業(yè)有限公司との合弁で楽天澳的利飲料有限公司を設立した。その後、株式を買い取り、持分100%の子會社とした。ロッテが昨年、持ち株會社制に移行したことで、楽天澳的利の株式はロッテ七星からロッテへと移った。

楽天澳的利の2016年の売上高は438億ウォン(約43億8700萬円)、當期純損失が103億ウォン(約10億3100萬円)を記録するなど、収益性の悪化に悩まされていた。それに加え、昨年のTHAAD事態(tài)による打撃で、経営危機に直面している。

現(xiàn)在550億ウォン(約55億700萬円)前後の資産が殘っているがどれだけ回収できるかは未知數(shù)だ。ロッテ関係者は「売卻交渉の過程で価格が変動することがあり、現(xiàn)時點での価格を予斷することは難しい」としている。

楽天澳的利のほか、北京市の楽天華邦飲料公司と吉林省白山市の楽天長白飲料有限公司の売上高も100億ウォン(約10億100萬円)未満の赤字狀態(tài)だ。北京工場は稼動が中斷され、ミネラルウォーターを生産する楽天長白も撤退危機にある。

ロッテは中國の飲料市場からの撤退を決定したが、完全撤退まで少なくとも2~3年かかるとみられる?,F(xiàn)地消息筋は「THAAD事態(tài)以降、韓國製品不買運動などが拡散し、最終的に工場の売卻を決定した」とし、「ただ河南省政府が売卻に同意しておらず、売卻承認が遅れる可能性が高い」としている。

ロッテが市場に開けた穴は中國企業(yè)が急速に埋めている。ロッテマートの華東地區(qū)の53店舗を買収した中國の流通企業(yè)、利群グループは、上海や連雲港、揚州などの店舗を今月から新たにオープンした。北京の店舗を買収した物美グループも開店作業(yè)に向けた準備を進めている。(翻訳?編集/柳川)

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