中國の臺頭でオーストラリアの心の弱さが明らかに―英メディア

Record China    2019年11月11日(月) 8時0分

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9日、中國紙?環(huán)球時報によると、英BBCはこのほど、中國の臺頭でオーストラリアの心の弱さが露呈していると伝えた。寫真はメルボルン。

2019年11月9日、中國紙?環(huán)球時報によると、英BBCはこのほど、中國の臺頭でオーストラリアの心の弱さが露呈していると伝えた。

BBCの記事はまず、「オーストラリアは長期にわたって中國を批判しているが、自分のことを正確に観察することができていない」と指摘?!附辍⒅袊趣伍v係が密接になり、中國から多くの留學生がやって來て、10年からは中國が最大の貿(mào)易相手國になったが、中國からの投資が大幅に増えるにつれ、オーストラリアは安全面で脅威を感じるようになっている」と伝えた。

その上で、この10年間でオーストラリアは首相が5回も変わったことを指摘。それぞれの首相の対中政策が異なっているが、共通點は「中國との取引は簡単なことではないこと」と分析した。そして、現(xiàn)在のモリソン首相は、「口では対中強硬を語るが、オーストラリア発展のために中國は欠かすことはできないという現(xiàn)実を受け入れざるを得ない狀況」と論じた。

記事は、「すでに中國は、オーストラリアに大きな影響を與える國になっているが、オーストラリアは『常に迷走している狀態(tài)』になっている」と分析。この背後には「オーストラリアの心の弱さがある」とした。そして、地理的にはアジアに近いものの、アジアの一員と認めたのは最近のことで、「かつては歐州から多くの移民が來て、米國が安全と経済成長を與えてくれていたが、今では移民の多くが中國を始めとするアジア諸國から來ている」と指摘した。

記事は、その中國頼みになっている典型的な例が、大學だと紹介。オーストラリアの大學には多くの中國人留學生がいて、學校運営の上での大切な資金になっているが、「その數(shù)の多さから安全リスクの脅威と感じる人は少なくなく、疑心暗鬼になっており、そのために中國人留學生は、オーストラリアで學び地元の経済に貢獻しているにもかかわらず、悪意を持ってみられることが多い」と指摘した。

その上で、「オーストラリアの指導者の中には、対中関係をきちんと正視してきた人がいない」と主張?!负盲瓌偈证俗苑证蝸齻幱Qと、世界が語る中國の脅威に熱中しているが、自國の弱さと國內(nèi)問題には觸れていない」と論じた。

記事は最後に、「中國の投資や學生を拒否することはでき、時には実際に沿う行動しているが、これを大規(guī)模に行うと大きな代償と考え方の変更が必要になる?,F(xiàn)在のところ、モリソン首相はこれまでの首相同様、自己矛盾の態(tài)度を示している。これは、中國の脅威に対抗すると言ってはいても、オーストラリア政府と國には、ほかに選択肢はないという現(xiàn)実を示しているのだろう」と結(jié)んだ。(翻訳?編集/山中)

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