2018年8月28日、中國(guó)國(guó)営新華社通信は、日本政府が同日の閣議で2018年版の「防衛(wèi)白書」を了承したことに関連し、「日本はねじれた安全認(rèn)識(shí)をそろそろ改めるべき」とする記事を掲載した。

記事は日本の2018年版の防衛(wèi)白書について「北朝鮮を『これまでにない重大かつ差し迫った脅威』と鼓吹し、『中國(guó)脅威論』という陳腐な言論を引き続き売り込んでいる」とした。

続けて「白書は、日本周辺の安全保障環(huán)境を非常に深刻に描き、行間からは自國(guó)の安全保障に対する日本の『強(qiáng)烈な不安』が透けて見(jiàn)える。だが事実は本當(dāng)にそうなのだろうか」と疑問(wèn)を呈し、「朝鮮半島情勢(shì)が緩和へと向かう中、日本は米國(guó)にくみし北朝鮮に圧力を加え、米軍の特殊部隊(duì)のために北朝鮮を念頭に置いた訓(xùn)練基地を提供している」「中國(guó)が地域の安全保障の維持に努力する中、日本は防衛(wèi)力を一層強(qiáng)化している。2019年度の防衛(wèi)予算の概算要求は5兆2000億円を超えている。この予算案が確定すれば、第2次安倍政権以降、7年連続で増加し、過(guò)去最大を更新する」とした。

そして「誰(shuí)が『不安』を感じるべきかは、見(jiàn)識(shí)のある人ならみな理解している。日本政府は『周辺の脅威』を口にし、危機(jī)感をかき立て、実際の安全情勢(shì)や理性的な安全保障政策から完全に逸脫している。その目的は憲法改正と軍拡のために口実を探し、道を開(kāi)くことだ」と主張した。

記事は「隣國(guó)との付き合いは修好?協(xié)力にある。日本が周辺の安全を求める上での正しいアプローチは、自身の歴史を正しく認(rèn)識(shí)し、隣國(guó)の発展を正しく認(rèn)知し、時(shí)代の流れを正しく把握し、隣國(guó)との関係を正常かつ正確な態(tài)度で扱い、発展させることだ。日本はねじれた安全認(rèn)識(shí)をそろそろ改めるべきだ」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/柳川）