2018年8月29日、中國(guó)メディアの環(huán)球網(wǎng)は、中國(guó)軍用機(jī)が同日、韓國(guó)の防空識(shí)別圏に進(jìn)入したと韓國(guó)メディアが報(bào)じたことを伝えた。

韓國(guó)?聯(lián)合ニュースによると、韓國(guó)軍合同參謀本部は29日、中國(guó)の軍用機(jī)1機(jī)が同日午前7時(shí)37分ごろ、離於島（中國(guó)名：蘇巖礁）付近から韓國(guó)防空識(shí)別圏（KADIZ）に進(jìn)入し、午前11時(shí)50分ごろに離脫したことを明らかにした。韓國(guó)は空軍の戦闘機(jī)を緊急発進(jìn)させた。中國(guó)の軍用機(jī)はY-9偵察機(jī)であると推定される。中國(guó)軍用機(jī)のKADIZ進(jìn)入は今年に入り1月、2月、4月、7月に続き5回目。

合同參謀本部によると、中國(guó)軍用機(jī)は離於島上空のKADIZに進(jìn)入した後、朝鮮海峽のKADIZ境界隣接地に沿って進(jìn)入と離脫を繰り返して韓國(guó)東部の海域に移動(dòng)した。軍用機(jī)は浦項(xiàng)東北約74キロメートル上空で、北に機(jī)首を旋回させ、江陵東96キロメートル上空まで移動(dòng)した後、午前9時(shí)38分ごろに南に旋回、進(jìn)入した経路に沿って午前11時(shí)50分ごろ、KADIZを最終離脫したという。

環(huán)球網(wǎng)は、こうした報(bào)道を伝えた上で、離於島（蘇巖礁）について「中國(guó)の東海の中韓の排他的経済水域（EEZ）が重なる海域にある。中國(guó)外交部は繰り返し『蘇巖礁は孤立した海面下の暗礁であり、領(lǐng)土ではなく、これについて中韓間に領(lǐng)土係爭(zhēng)は存在しない。これは中韓雙方の共通認(rèn)識(shí)だ』と表明してきた」とした。

その上で「2013年12月8日、韓國(guó)國(guó)防部は韓國(guó)防空識(shí)別圏（KADIZ）を中國(guó)の蘇巖礁、馬羅島、紅島の上空まで拡大する方針を正式に発表した。軍事専門家は環(huán)球網(wǎng)の記者に対し、『中國(guó)の東海の防空識(shí)別圏と韓國(guó)の防空識(shí)別圏では一部空域が重複しているが、防空識(shí)別圏は領(lǐng)空ではなく、一國(guó)の空軍が防空の必要のために一方的に指定した空域に過ぎない』と述べている」とした。（翻訳?編集/柳川）