2012年8月19日、環(huán)球時(shí)報(bào)は中國人民解放軍國防大學(xué)の韓旭東（ハン?シュードン）教授の評論記事「アジア?太平洋地域の情勢不安は中國の軍事力拡大の絶好の機(jī)會になる」を掲載した。以下はその概要。

【その他の寫真】

中國はこれまで一貫してアジア?太平洋地域の平和と安定のために盡力してきたが、このところ各國による対立激化が鮮明になっている。同地域の関係悪化は中國が望むものではないが、中國にとって有利な一面もあり、積極的に対応すれば域內(nèi)での存在感を高める好機(jī)になるだろう。

まず中國が軍備増強(qiáng)を進(jìn)める理由、契機(jī)をもたらす。一部の國は中國脅威論を展開して軍事力拡大の口実とし、中國の主権は危機(jī)にさらされている。しかし逆に考えれば、中國にとっては軍備増強(qiáng)の絶好の機(jī)會になる。軍事力の後ろ盾なくして経済発展は実現(xiàn)できない。一部の國が中國を挑発するのは、中國が武力を行使する勇気がなく、軍事的に後れていると考えるからだ。

さらに、アジア?太平洋地域の情勢不安は、中國が國際社會での足場を固める好機(jī)になる。また、國際社會への影響力を示すチャンスにもなる?，F(xiàn)在中國は周辺國との間にさまざまな矛盾を抱えているが、不安が高まり他國と接觸する機(jī)會が増えることで、國力を?qū)澅趣丹护毳隶悭螗工瑝垽à?。中國は情勢不安がもたらす機(jī)會を逃さず、周辺國との対立解消を進(jìn)めるべきだろう。（翻訳?編集/AA）