2018年8月30日、中國(guó)メディアの毎日経済新聞は、中國(guó)で急速にシェアを拡大しているソーシャルECプラットフォーム「拼多多（Pinduoduo）」で、國(guó)內(nèi)外の有名ブランドに似せたテレビが大量に出回っているとして問(wèn)題になったことに関連し、そうした「?jìng)挝铩工违匹欹婴我淮笱u造拠點(diǎn)となっている中國(guó)南部、広東省広州市の番禺區(qū)や花都區(qū)について伝えた。

記事によると、中國(guó)各地に出回っている偽物テレビの大半が広州で製造されている。ある事情通によると、中國(guó)ブランドでは創(chuàng)維（スカイワース）、康佳（KONKA）、海信（ハイセンス）、TCL、海外ブランドではサムスン、シャープ、パナソニックなどに極めてよく似せたテレビが多く製造されている。その「手口」は、例えば「KONKA」を「KINT」としてロゴの文字のフォントを微妙に変えたり、長(zhǎng)虹のロゴの最初の文字の「CH」を「CI-I」にしたりするというものだ。

「拼多多」事件を受け、広州市番禺區(qū)の市場(chǎng)監(jiān)督管理局が今月13～17日、區(qū)內(nèi)の大石街にあるテレビ製造工場(chǎng)など130社に対する調(diào)査を行ったところ、無(wú)許可経営が12社、登録住所に存在なしが4社、閉鎖?移転済みが34社確認(rèn)されたほか、3C認(rèn)証未取得や商標(biāo)侵害の疑いによる立案調(diào)査処理も13件に上った。番禺區(qū)大石街の工場(chǎng)は比較規(guī)模が小さいのに対し、花都區(qū)には経営規(guī)模の大きな偽物家電の製造工場(chǎng)が多く、正規(guī)の営業(yè)許可や商標(biāo)認(rèn)証を得ている所もあるという。

先の事情通は「?jìng)挝铳匹欹婴现袊?guó)ではとても需要がある」とし、「こうした工場(chǎng)にとって、一流ブランドを引き受けるコストは高い。だが偽物を製造するコストはとても低く、3～5人もいれば解決できる」と話している。（翻訳?編集/柳川）