2012年8月20日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、ロシアのニュースサイトは18日、社會(huì)主義陣営の中でかつて最も隆盛を誇っていた舊ソ連と中國の関係は、最近20數(shù)年間の両國の経済発展の差によって大きく変化し、今やロシア極東の一部都市は中國の経済的な恩恵なしには生存できなくなっていると報(bào)じた。

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ロシア?アムール州の州都?ブラゴヴェシチェンスクと中國黒竜江省黒河市はアムール川を挾んで船でわずか15分の距離にあり、ロシア人が黒河市へ短期間出向くにはビザが必要ないため、往來は非常に便利だ。黒河市の埠頭付近には大型ショッピングセンターがあり、ロシア人の日常的なニーズを満足させているだけでなく、中には商品をロシアへ持ち帰り、転売して金を稼ぐ人もいる。

この二つの都市から、ロシアと中國の関係の変化が見てとれる。1960年代に両國の関係が悪化し、貿(mào)易を停止して以來、ブラゴヴェシチェンスクは閉鎖的な都市となった。その後、ソ連崩壊前にゴルバチョフ書記長（當(dāng)時(shí)）が中國との関係改善政策を?qū)g施し、両都市は貿(mào)易取引を再開した。しかし、ブラゴヴェシチェンスクが未だに古い建物を改造している一方で、かつては農(nóng)村のようだった黒河市は現(xiàn)在、高層ビル群を擁する100萬人都市に成長した。

ソ連崩壊後の20年余りでロシアの地位は社會(huì)主義陣営の中の「兄貴」から「末っ子」へと変化してしまい、ブラゴヴェシチェンスク市民は、黒河市が急速に発展し、巨大なビルが次々と建設(shè)されていくのを目の當(dāng)たりにしてきた。

アムール大學(xué)の副教授は「90年代、ロシアは中國にさまざまな機(jī)械や設(shè)備を輸出してきたが、最近は天然資源くらいしか輸出するものがない。一方で、中國からは付加価値の高い製品が多數(shù)輸出されてきている」と話す。

アムール州には極東の潛在的な水力発電能力の3分の2が集中していると言われており、2009年に中國へ電力の輸出が開始された。ブラゴヴェシチェンスクから見える黒河市のまばゆいばかりの夜景は、ロシアからの電力によって賄われているのだ。（翻訳?編集/HA）