中國(guó)メディアの中國(guó)新聞社は30日、教育部、國(guó)家衛(wèi)生健康委員會(huì)など中國(guó)中央政府8部門(mén)がこのほど、小中學(xué)生の宿題の量を制限する內(nèi)容を含む通達(dá)を出したと伝えた。

小學(xué)校1、2年については、自宅持ち帰りの宿題を禁止する。3年生から6年生までは、1日當(dāng)たりに宿題に費(fèi)やす時(shí)間を60分以?xún)?nèi)とする。中學(xué)生は90分以?xún)?nèi)。また、高校生についても宿題に費(fèi)やす時(shí)間を合理的に配分するよう求めた。

中國(guó)では寄宿舎を持つ高校も珍しくない。寄宿生には自習(xí)時(shí)間などを指定するのが一般的だ。通達(dá)は、夜間の自習(xí)時(shí)間を短縮することも求めた。宿題については、機(jī)械的に重複する學(xué)習(xí)訓(xùn)練を避けるよう求めた。

同通達(dá)は児童青少年の禁止を予防することを目的として作られたが、結(jié)果としては小學(xué)生から高校生までの學(xué)習(xí)に「ゆとり」をもたらせること求める內(nèi)容になっている。

しかし、現(xiàn)場(chǎng)の教師が同通達(dá)をどの程度、順守するかは不明。中國(guó)の教師は、自分が受け持つ生徒に成績(jī)を向上させることに強(qiáng)い意欲を持つ人が多いとされる。教師自身も大きな負(fù)擔(dān)を抱えることになるが、それでも「生徒のためになり、自分自身への評(píng)価を上げることになる」などと考え、懸命に勵(lì)むという。

中國(guó)の大學(xué)生、とりわけ名門(mén)校に學(xué)ぶ大學(xué)生は、小學(xué)生のころから與えられた學(xué)習(xí)面における課題や宿題を人並み以上にしっかりとこなしてきたと考えてよい。そのため、與えられた課題をこなすことは得意だが、獨(dú)自の発想で物事を考える力に乏しい場(chǎng)合が見(jiàn)られると指摘される場(chǎng)合もある。（翻訳?編集/如月隼人）