臺(tái)灣メディアの中央通訊社は8月30日、エルサルバドルが臺(tái)灣と斷交したことに対し、日本の超黨派議員からなる「日華議員懇談會(huì)」の代表が同日、臺(tái)北駐日経済文化代表処を訪れ、臺(tái)灣支持の決議文を謝長(zhǎng)廷代表に手渡したと報(bào)じた。

記事によると、中國(guó)の要求によりエルサルバドルが8月21日に臺(tái)灣との國(guó)交を斷絶した件で、283人の國(guó)會(huì)議員を擁する日華議員懇談會(huì)の古屋圭司會(huì)長(zhǎng)と木原稔事務(wù)局長(zhǎng)が30日、東京都白金臺(tái)にある臺(tái)北駐日経済文化代表処の謝代表を訪れ、臺(tái)灣支持を表明し、臺(tái)灣友好の決議文を渡した。

謝代表は、「日華議員懇談會(huì)が多年にわたり臺(tái)灣を支持していることに謝意を表し、中國(guó)が最近、臺(tái)灣との友好國(guó)に対して策略をめぐらし、中臺(tái)の平和的な関係を著しく損なっていると非難した」と述べた。また、「臺(tái)灣は今後も引き続き、日本や米國(guó)など理念の近い國(guó)と密接に協(xié)力し、積極的に各國(guó)との友好関係を拡大し、國(guó)際空間の開拓に努めていきたい」と表明したという。

決議文では、エルサルバドルと臺(tái)灣が斷交したことについて「深い悲しみ」を表明し、「國(guó)際社會(huì)は決して武力による現(xiàn)狀変更は認(rèn)めないが、経済的な実力を背景にした別の形での圧力に直面して抵抗することは極めて困難であり、無力感を強(qiáng)く感じる。我々は、臺(tái)灣を援助できるところがないか、考慮しているところだ」と述べられているという。

また、臺(tái)灣を援助する方法として、國(guó)際社會(huì)に対して臺(tái)灣が日本に與えている影響力について示し、関係する國(guó)に共同で経済的援助を提供することなどが挙げられているという。記事は、「この方法が可能であれば、安定かつ著実な方法で、日臺(tái)による第三國(guó)での協(xié)力を促進(jìn)するものとなる」としている。

決議文ではさらに、「予想外の困難に直面した際、日臺(tái)が協(xié)力してできることがあれば、臺(tái)灣はいつでも（日本側(cè)に）連絡(luò)することができる。我々は援助提供のために最大限の努力をする」とも表明しているという。（翻訳?編集/山中）