<尖閣問題>日本にも中國にも配慮する「八方美人」の米國、その狙いとは?―米華字メディア

Record China    2012年8月22日(水) 17時57分

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20日、米華字ニュースサイト?多維新聞は記事「日中の尖閣問題=八方美人の米國」を掲載した。米國は國益を最大化するため、日中両國に配慮を示している。寫真は17日、香港空港。強(qiáng)制送還された活動家と出迎えの人々。

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2012年8月20日、米華字ニュースサイト?多維新聞は記事「日中の尖閣問題=八方美人の米國」を掲載した。

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15日、香港の活動家が尖閣諸島魚釣島に上陸した。日本政府は17日には逮捕した活動家を強(qiáng)制送還したが、このスピード解決は事態(tài)の悪化を恐れた米國が仲介したためとも噂されている。

中國政府が求めていた早期解放を米國がサポートしたことになるが、その一方で中國政府の神経を逆なでする行為もある。8月21日から米軍と自衛(wèi)隊は合同演習(xí)を?qū)g施しているが、その內(nèi)容は尖閣諸島が中國に奪われた後に奪還することを想定しているという。

日本に対しても中國に対しても人のいい顔を見せる「八方美人」の米國だが、多維新聞は「これは米國自身の利益を最大化するための選択だ」と指摘する。オバマ政権の「アジアへの帰還」戦略にとって、日本は欠くことの出來ない同盟國だ。

尖閣諸島を日米安保の適用範(fàn)囲に含めることは、日本との関係強(qiáng)化に有効だ。一方で、実際に衝突が起きれば米國が巻き込まれるリスクも負(fù)っている。日本への影響力を強(qiáng)化しながら、衝突を防ぐ。これが米國の戦略となっている。(翻訳?編集/KT)

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