2012年8月21日、華中師範(fàn)大學(xué)中國農(nóng)村研究院は報(bào)告書「中國農(nóng)民経済狀況報(bào)告」を発表した。22日付で新京報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

2011年、農(nóng)民の世帯あたり平均現(xiàn)金収入は3萬8894元（約49萬6000円）。2010年の3萬4080元（約43萬5000円）から大きく上昇した。その一方で農(nóng)村における格差拡大も鮮明化している。

格差を測(cè)る代表的な指數(shù)であるジニ係數(shù)をみると、2011年時(shí)點(diǎn)で0．3949。社會(huì)騒亂の多発につながるとされる0．4に接近している。下位20％の世帯収入の合計(jì)と上位20％を比較すると、その差は10．19倍に達(dá)している。

収入格差の主な要因となっている雇用の問題。収入上位20％の世帯では農(nóng)民戸籍ながらも労働者として働いている比率が88．9％を占めている。下位20％ではわずかに17．5％。格差是正には農(nóng)村地域に平等な雇用機(jī)會(huì)を與えることが重要だと農(nóng)村研究院関係者はコメントした。（翻訳?編集/KT）