北京市メディアの新京報(bào)網(wǎng)などは3日、北京新空港（北京大興國(guó)際空港）で同日午前、建設(shè)中の格納庫(kù)の鉄骨が屋根部分まで組み合わされたと報(bào)じた。中國(guó)南方航空が同基地における1號(hào)基地として建設(shè)しており、サッカー場(chǎng)5個(gè)分の大きさで、世界最大の旅客機(jī)であるエアバスA380やボーイングB777など航空機(jī)12機(jī)を同時(shí)に収容できることになるという。

【その他の寫真】

航空関連の建設(shè)を主力業(yè)務(wù)とする企業(yè)の中國(guó)航空規(guī)劃設(shè)計(jì)研究院の趙伯友氏によると、同格納庫(kù)は設(shè)計(jì)から建材の選択、施工に至るまで、中國(guó)側(cè)がすべてを手掛けた。北京新空港の滑走路のすぐ近くに作られるため、航空機(jī)の安全を保障するために、全國(guó)で初めて採(cǎi)用された「W形斜桁架」という屋根の構(gòu)造を採(cǎi)用したという。

格納庫(kù)はアジア最大の大きさで、2機(jī)のエアバスA380、3機(jī)のボーイングB777を含む航空機(jī)12機(jī)を同時(shí)に収容して修理作業(yè)などを進(jìn)めることができるという。內(nèi)部の広さは4萬平方メートルで、サッカー場(chǎng)5個(gè)分に相當(dāng)する。中國(guó)南方航空はその他にも格納庫(kù)を建設(shè)する予定で、完成後の建物部分は20萬平方メートルを超すという。

北京大興國(guó)際空港は2019年7月の開業(yè)が予定されている。北京市大興區(qū)と河北省廊坊市にまたがる施設(shè)で、現(xiàn)在の首都國(guó)際空港が中國(guó)國(guó)際航空の本拠地であるのに対し、大興國(guó)際空港は中國(guó)東方航空と中國(guó)南方航空が中國(guó)首都圏地域における中樞機(jī)能を持つことになる。（翻訳?編集/如月隼人）