2012年8月23日、フィリピン紙ビジネス?ミラーによると、南シナ海のスカボロー礁（中國(guó)名?黃巖島）をめぐる領(lǐng)有権爭(zhēng)いなどの影響で中國(guó)から輸入制限を受けていたフィリピン産バナナに関する狀況が好転し始めた。フィリピン當(dāng)局によると、中國(guó)の検疫當(dāng)局は8月14日までに7100萬(wàn)ドル分（約56億8000萬(wàn)円）のバナナの輸入を許可した。24日付で環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

フィリピンのバナナを中國(guó)が輸入制限している主な原因は、フィリピン産の果物から輸入植物検疫措置の対象となる病害蟲(chóng)（検疫有害動(dòng)植物）が発見(jiàn)されたため、中國(guó)當(dāng)局が今年5月以降、フィリピン産果物に対する検疫を強(qiáng)化したことにある。しかし、背景には両國(guó)のスカボロー礁をめぐる確執(zhí)があるとみられていた。バナナはフィリピンの5大輸出農(nóng)産物の1つで、輸出量の大半が中國(guó)向けだったため、輸出の停滯はフィリピンにとって大きな痛手となっていた。

フィリピン農(nóng)業(yè)省の下部組織?作物産業(yè)局は23日、中國(guó)の検疫當(dāng)局が14日までにコンテナ1萬(wàn)7787箱分、7100萬(wàn)ドル相當(dāng)のフィリピン産バナナの輸入を許可したと発表。同局のClarito Barron局長(zhǎng)は「中國(guó)がフィリピン産バナナに対する輸入制限を緩和し始めたと認(rèn)識(shí)している。検疫は現(xiàn)在も続けられているが、制限は緩和されている」と語(yǔ)った。

中國(guó)の輸入制限が始まってから、フィリピン當(dāng)局は新たな輸出先の確保に盡力、米國(guó)への輸出見(jiàn)通しもついた。しかし、フィリピンの政府関係者は「米國(guó)市場(chǎng)へ參入できたとしても高い代価を支払う必要があり、市場(chǎng)で競(jìng)爭(zhēng)力を持つことはできないだろう」「中國(guó)市場(chǎng)は無(wú)視できない」と話(huà)しており、中國(guó)向け輸出の重要性を指摘している。（翻訳?編集/HA）