アリババが「天貓小店2．0計(jì)畫」発表　小規(guī)模店舗を支援

宅配便の配達(dá)員から受け取った軽食は、団地近くの夫婦二人でやっている店から屆いたものかもしれない。真夜中にお腹が空いて、食べ物を買う店がない時(shí)には、団地のコンビニエンスストア入り口にある自動(dòng)販売機(jī)がグーグー鳴るお腹を満たしてくれる。阿里巴巴（アリババ）の小規(guī)模店舗向けワンストップサービスプラットフォーム?零售通がこのほど行った戦略発表會(huì)で、このような情景を可能にする「天貓小店2．0計(jì)畫」を発表した。小規(guī)模店舗のオーナー向けスマート実店舗POS（販売時(shí)點(diǎn)情報(bào)管理）システム「如意」、生活プラットフォームとなる自動(dòng)販売機(jī)「購便利」などの新ツールも発表し、従來型小規(guī)模店舗のバージョンアップとモデル転換を推進(jìn)するとした。「北京日?qǐng)?bào)」が伝えた。

「如意」は市場(chǎng)に出回る小規(guī)模店舗の売れ筋商品の98％の情報(bào)をキャッチし、QRコードを読み取ってわずか1秒で手続きが終わる新POSシステムで、従來のPOSシステムと異なり、アリババプラットフォームのビッグデータと連攜する。如意は中心業(yè)務(wù)地區(qū)（CBD）にある小規(guī)模店舗のオーナーに、近くにいるホワイトカラーはどの輸入インスタントラーメンが好きかを教えてくれる。さまざまな種類のミネラルウォーターを取り扱う小規(guī)模店舗に、消費(fèi)者のリピート率が低い淘汰すべき銘柄を教えてくれる。小規(guī)模店舗オーナーに在庫について警告を発し、1クリックで商品を補(bǔ)充できるようにしたり、市場(chǎng)の変化を踏まえて最も合理的な価格設(shè)定ができるようにしたりもする。

如意を通じて、小規(guī)模店舗は1クリックでElemaのデリバリーサービスに接続できるようになり、零售通で調(diào)達(dá)した商品を1クリックで棚に並べることができ、1クリックで自分の店が高徳地図や淘寶捜索で表示されるようにすることもできる。夫妻でやっている店のオーナーは、「Elemaのデリバリー機(jī)能に接続できれば、24時(shí)間営業(yè)が可能になる。今うちの店の一日あたり営業(yè)額の半分は夜9時(shí)から深夜3時(shí)までのデリバリー注文によるものだ」と話す。

データをみると、現(xiàn)在、中國全土には小規(guī)模店舗が約600萬店あり、このうち70％ほどは夫婦二人でやっている店だが、狀況は悲喜こもごもだ。アリババ集団の林小海副総裁（零售通事業(yè)部総経理）は、「過去1年間に中國全土の小規(guī)模店舗の5％が姿を消し、生き殘ったところも30％は販売が落ち、3％はオーナーが閉店を考えていた」と説明する。昨年8月28日、零售通は天貓の小規(guī)模店舗を?qū)澫螭摔筏骏芝楗螗丧楗ぅ互螗蛊跫s計(jì)畫を発表し、差別化された商品によって小規(guī)模店舗の品揃えを改善し、伝統(tǒng)的な小規(guī)模店舗の経営効率と競(jìng)爭(zhēng)力を高めることを目指すとした。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年9月4日