2018年9月4日、鳳凰網(wǎng)は、「米國(guó)のせいで日本をはじめとする外國(guó)企業(yè)が続々と中國(guó)から逃げ出しているが、中國(guó)市場(chǎng)の魅力はむしろ高まっている」と主張する記事を掲載した。

記事は、先日、旭化成が自動(dòng)車(chē)部品工場(chǎng)を日本に戻すことを決めたほか、三菱、日東電工、コマツなどが工場(chǎng)の日本回帰もしくは東南アジアへの移転を計(jì)畫(huà)していると紹介?！敢徊郡掀髽I(yè)自身の理由による移転だが、大部分は米國(guó)が一方的に仕掛けた貿(mào)易紛爭(zhēng)が原因だ」とした。

そして、今年に入り「製造業(yè)大國(guó)」復(fù)活を狙う米國(guó)が中國(guó)などの鋼鉄、自動(dòng)車(chē)などの製品に対して輸入関稅を掛け、各種製造業(yè)のコストを高めたと指摘。これにより最大のダメージを受けたのは日本企業(yè)であり、「米國(guó)に対して文句を言いたくても言えないまま、片付けて中國(guó)の大市場(chǎng)を涙ながらに離れるしかないのだ」と評(píng)している。

一方で、「中國(guó)はコスト増に耐えられない外資企業(yè)を見(jiàn)送りつつ、別の外資企業(yè)の中國(guó)進(jìn)出を大歓迎している」とし、7月には獨(dú)総合化學(xué)メーカーBASFの広東工場(chǎng)建設(shè)を含むドイツとの20余りのプロジェクト文書(shū)を取り交わし、韓國(guó)LG傘下のディスプレイパネルメーカーも中國(guó)でのOLED工場(chǎng)建設(shè)を発表、米テスラも上海での工場(chǎng)建設(shè)を発表したと紹介。「中國(guó)市場(chǎng)が持つ魅力は全く損なわれていないことが見(jiàn)て取れる」と主張した。

記事は「注目すべきことは、中國(guó)が産業(yè)の発展を遂げると同時(shí)にそのグレードアップに力を注いでいることだ。今回の一部外資企業(yè)撤退は、中國(guó)に良いチャンスをもたらした。落ち目の産業(yè)を淘汰して、前途ある産業(yè)に発展の空間を與えようとしているのだ」と論じている。（翻訳?編集/川尻）