Record China 2012年8月27日(月) 18時(shí)22分
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8月、尖閣問題で日中関係に再び緊張が高まっている。中國各地で反日デモが続いているとも伝えられる中、中國國內(nèi)では確実にこれまでとは異なる世論の流れが起きている。寫真は中國版ツイッターの畫面。
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2012年8月、尖閣問題で日中関係に再び緊張が高まっている。中國各地で反日デモが続いているとも伝えられる中、中國國內(nèi)では確実にこれまでとは異なる世論の流れが起きている。
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24日、広東省の某民間企業(yè)幹部が“中國版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイト「新浪微博」で、「尖閣諸島は中國の領(lǐng)土ではない」との主旨の投稿を行い、物議を醸している。領(lǐng)土問題に限らず、さまざまな政治的問題において、これまではほぼ一面性の世論しか表に出てこなかった中國で、これは大きな変化のうねりであると言わざるを得ない。本來であれば、このような投稿は政府の検閲によってアカウント自體が削除される処分が下っても不思議ではなかったはずだ。個(gè)人が実名で登録して運(yùn)営するこのような投稿アカウントを政府が“看過している”こと自體が異例だ。
1950年代に発行された中國共産黨機(jī)関紙?人民日?qǐng)?bào)の記事などを挙げながら、「新中國成立後、1971年までは中國政府も尖閣諸島を日本の領(lǐng)土と認(rèn)めていた」との投稿を行った人物は、広東省広州市の電子サービス企業(yè)で取締役會(huì)副主席を務(wù)める林凡(リン?ファン)氏。実名などの個(gè)人情報(bào)を登録したうえで、理路整然と上記のような発言を行っている。一部報(bào)道では、彼女の過去の投稿は25日付で全削除されたとの情報(bào)もあったが、現(xiàn)段階で確認(rèn)すると、林氏のアカウントは現(xiàn)在も殘っており、過去の投稿も上記の問題発言以外は存続している模様だ。なお、林氏は本日付で「尖閣諸島に関する見解は完全に個(gè)人的なものであり、いかなる企業(yè)とも関係ございません」と投稿している。
林氏は企業(yè)幹部とはいえ、新浪微博のプロフィールからは若い女性であることがうかがえ、“美腳の小悪魔”とも自身を形容していることから、それほど専門的な見識(shí)を持った人物とは考え難い。しかし、中國では彼女のほかに、もっと影響力を持った人物までもが中國の尖閣領(lǐng)有権へ疑問を呈する聲を挙げている。
民主化を唱える改革派として知られる経済學(xué)者の茅于軾(マオ?ユーシー)氏も、尖閣問題について、「領(lǐng)有権爭いはまったく無意味」と切り捨て、以下のような意見を綴っている。
「尖閣諸島は荒れ果てた無人島。GDPの足しにもならなければ稅収も得られない。どの國にとってもどの國民にとっても何の影響力もない。しかし、政治家たちや外交勢力は『これぞいい機(jī)會(huì)』と火のないところに煙を立て、國民の血稅を使って事を荒立て、きりきり舞いしている。これはすべて、彼ら自身の利権のためだ。彼らはこれで飯を食っているのだ。彼らが真に國民のことを思って政治をするのはいつの日やら。その時(shí)こそ平和が訪れるというものなのに」。(翻訳?編集/愛玉)
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