日本人の慰安婦像への一蹴り、臺灣獨立派の夢砕く―米華字メディア

Record China    2018年9月12日(水) 7時50分

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10日、米華字メディア?多維新聞に、「日本人の慰安婦像への一蹴りが臺灣獨立派の夢を砕く」と題する文章が掲載された。寫真は臺南の慰安婦像。

2018年9月10日、米華字メディア?多維新聞に、「日本人の慰安婦像への一蹴りが臺灣獨立派の夢を砕く」と題する文章が掲載された。以下はその概要。

日本の「慰安婦の真実國民運動」が派遣した藤井実彥氏が國民黨臺南市黨部橫に先月設(shè)置された慰安婦像に蹴りを入れる姿が監(jiān)視カメラに捉えられた。この像は臺灣初の慰安婦像で、除幕式には馬英九(マー?インジウ)前総統(tǒng)も出席。國民黨は「歴史を忘れてはならない。過去の戦爭は多くの苦しみの記憶を殘している。そして、未來の平和の基礎(chǔ)を固めるものだ」と指摘した。

一方、日本政府は像の設(shè)置に遺憾の意を示し、日本の駐臺代表は國民黨主席のもとを訪れて「適切な処理」、つまり撤去を求めた。日本人は依然、歴史の正視を避けたがっているのだ。

ある獨立派はかつて「慰安婦は自発的」と発言し、學(xué)習(xí)指導(dǎo)要領(lǐng)に「強(qiáng)いられて」の文字を入れることに反対した。こうした歴史解釈は日本による植民の歴史の享受と同様、一部獨立派の精神の主體となっている。しかし、臺灣人が弾圧された歴史を明るみに出すことは精神上、植民の正當(dāng)性を破壊することにつながるのだ。このため、多くの人は知らないふりをし始める。

歴史の真相は時に故意に隠され、慰安婦の歴史や南京大虐殺をねつ造と言う臺灣人もいる。彼らにとって臺日関係は長所のおかげで欠點を見過ごすことができる関係、夫婦のようなものなのだ。しかし、蹴りを入れるという行為はまさか家庭內(nèi)暴力ではあるまい。以前、八田與一像が破壊された際、八田氏の家族と日本側(cè)への説明文書を臺南市長が自ら記したが、今回、日本人が臺灣人の心を傷付け、「夫婦関係」が破壊されたことはどう処理されるべきなのだろう。

戦後70年余りたつが、日本人による屈辱、歴史観の是非の転倒に直面した臺灣には依然、解放が必要だ。もしこれが誤っているのであれば、植民者の兇暴ぶりに「まだ満足していません。続けてください」とでも言うのだろうか。(翻訳?編集/野谷

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