2012年8月27日夕方、北京市內(nèi)で、丹羽宇一郎駐中國(guó)大使の乗った公用車が進(jìn)行方向をふさがれ、中國(guó)人とみられる男が車両に取り付けた日の丸を奪った。

【その他の寫真】

男が乗っていた車両のナンバーが控えられており、日本大使館関係者は早期の解決を期待しているが、中國(guó)當(dāng)局はこの男の“愛(ài)國(guó)的行為”をどのように処理するのか？今月になって、尖閣諸島（中國(guó)名?釣魚島）に香港の活動(dòng)家らや日本の地方議員らが相次いで上陸する事態(tài)を受けて、各地で反日デモが行われている情勢(shì)下、“愛(ài)國(guó)心から來(lái)る反日行為”を罰すれば、國(guó)民の反日感情が一気に高まる懸念もある。

事件に関する一般からの聲を、“中國(guó)版ツイッター”と呼ばれる簡(jiǎn)易投稿サイトから拾った。

「これについて何の意見(jiàn)を言うつもりもないが、やはり日の丸を獲った男は勇気があるとは思う」

「この男を支持もしないが反対もしない。ただ、スカッとした！」

「大使襲撃には反対だが、日の丸を奪ったことに関しては賛成…覚悟しろよ丹羽大使！野田と徒黨を組んでるとロクな目に遭わないぞ」

上記のように男を英雄視する聲がズラリと並ぶかと思われたが、このような発言を大きく上回って確認(rèn)されたのは、「親中派の丹羽大使に対して行う行為ではない」との非難の聲だ。

「丹羽大使はますます減りつつある貴重な日本の親中派なのに、愛(ài)國(guó)主義者たちは何を考えているんだ」

「『両國(guó)交兵、不斬來(lái)使（戦の最中にあっても使者は殺してはいけない）』と昔から言われる通り。それに丹羽大使はずっと日中友好に盡くしてきた人物だとニュースで聞いた。バカなことをしでかした奴らは、國(guó)の面倒になることをわざわざするな！これは愛(ài)國(guó)とは言わない、おつむが足りないって言うんだ」

「この愛(ài)國(guó)野郎はふだんニュースを見(jiàn)ないのかな？丹羽大使は日中友好をずっと訴えてきた親中派で、中國(guó)の友人だ。それに、愛(ài)國(guó)のためとはいえ、軽々しく外交事件を起こすものではない」

「おろかな愛(ài)國(guó)主義、悲しくもありおかしくもある」

過(guò)熱が続く尖閣問(wèn)題において、石原都知事がこの購(gòu)入案を示したことに対し、丹羽大使が異論を示したことが中國(guó)人の感情にかなり大きく響いているようだ。

「遺憾の意を表します。すべての中國(guó)人がこんなことをしていいと考えているわけではありません」

この聲が民意を代表しているのかもしれない。

また、丹羽大使については以下のような分析も見(jiàn)られた。

「丹羽大使は経済界出身の民間人で、両國(guó)の経済問(wèn)題と政治問(wèn)題を同等に見(jiàn)なしていたのだろうが、経済関係を重視するあまり政治的関係を軽く見(jiàn)た可能性もある。これが日本の國(guó)家的利益を見(jiàn)過(guò)ごすことに繋がり、日本國(guó)內(nèi)での人望を失ったのかもしれない」(翻訳?編集/愛(ài)玉)