2012年8月27日、尖閣諸島（中國(guó)名?釣魚(yú)島）問(wèn)題をめぐる日中関係の緊張化により、新潟の中國(guó)総領(lǐng)事館の移転問(wèn)題が頓挫している。米華字メディア?多維新聞が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

新潟の中國(guó)総領(lǐng)事館は今年3月、日本の民間企業(yè)から約1萬(wàn)5000平方キロメートルもの広大な土地を買(mǎi)い入れ、移転計(jì)畫(huà)を進(jìn)めようとしていた。ところが、半年以上が経過(guò)しても計(jì)畫(huà)は一向に進(jìn)まない。地元では「土地が広すぎる」との理由で反対意見(jiàn)が上がっているが、昨今の日中関係のゴタゴタが障害になっているともみられている。

移転予定地は新潟県庁から徒歩5分の場(chǎng)所。以前は駐車(chē)場(chǎng)だったが、今は雑草が生い茂り、人の気配もない。外務(wù)省によると、現(xiàn)在は中國(guó)側(cè)に土地の使用目的などを確認(rèn)中とのことだが、中國(guó)大使館の1等書(shū)記官が書(shū)類(lèi)送検された事件や香港の「保釣」（尖閣防衛(wèi)）活動(dòng)家による魚(yú)釣島への上陸が影響しているとみてよいだろう。

新潟に中國(guó)総領(lǐng)事館が置かれたのは2010年6月?，F(xiàn)在は新潟市內(nèi)のビルを借りている狀況だが、以前からさらに広い場(chǎng)所に自前の総領(lǐng)事館を建てたいと考えており、候補(bǔ)地を探していた。2010年9月、新潟市は小學(xué)校跡地を同領(lǐng)事館に売卻する計(jì)畫(huà)を発表したが、ちょうどその頃、尖閣諸島沖で中國(guó)漁船衝突事件が発生。反中感情が高まり、地元で大きな反対運(yùn)動(dòng)が展開(kāi)され、市側(cè)は売卻を斷念した。

今回の候補(bǔ)地は住宅街ではないため、近隣住民による反対運(yùn)動(dòng)は起きていないが、新潟市議からは「そこまで広い土地が必要なのか」と疑惑の聲が。これに対し、中國(guó)側(cè)は「職員やその家族が住む宿舎も建てる。地元市民と交流できる施設(shè)も作りたい」と回答している。前回の小學(xué)校跡地は市の所有地だったが、今回は民間が所有。そのため、市側(cè)が口をはさめる余地はほとんどないという懸念も広がっているようだ。（翻訳?編集/NN）