2018年9月6日、中國メディアの環(huán)球網(wǎng)によると、米経済誌フォーブスはこのほど、「中國の一帯一路が前例のない機(jī)會(huì)を開く」とする記事を掲載した。以下はその概要。

中國が世界のその他の場(chǎng)所で「サンタクロース」の役割を演じ、資金枯渇國に融資をしている時(shí)、米國は「守銭奴」としてカナダや歐州連合（EU）、中國、その他の國々に貿(mào)易戦爭を仕掛けている。

経済學(xué)者のアーサー?ラッファー氏は「本格的な貿(mào)易戦爭は米國経済の『呪い』になる」と述べている。

第二次世界大戦後、世界の貿(mào)易とインフラ整備を主導(dǎo)してきたのが米國だった。現(xiàn)在、トランプ氏と習(xí)近平（シー?ジンピン）氏のうち、貿(mào)易とインフラ整備に関する明確な外交政策を持っているのは習(xí)氏の方だ。

中國のアフリカ大陸への投資は過去15年間で520％増加している。中國の巨大経済圏構(gòu)想「一帯一路」がアフリカにさらに大きな勢(shì)いをもたらすとみられているのに対し、米國の対アフリカ投資は減少を続けている。

國際通貨基金（IMF）のある研究によると、一帯一路は中國と參加國にとって大きな可能性を秘めている。パートナー國のインフラ分野での格差を埋め、成長への見通しを促し、サプライチェーンと貿(mào)易を拡大し、雇用を増やすことができる。提唱から5年を迎えた一帯一路はアフリカだけでなく、東歐でも存在感を高めている。豊富な金屬や鉱物、農(nóng)産物を提供する東歐の國々は、中國の対外直接投資の主要な目的地だ。米シンクタンクのストラトフォーによると、中國企業(yè)は過去10年間に、東歐に3000億ドル（約33兆円）を投資している。

かつてのマーシャル?プランと異なるのは、一帯一路が開放的?包括的であり、政治條件を伴わないことだ。

私と投資チームのメンバーは以前、中國の高速鉄道に乗る機(jī)會(huì)があった。私が當(dāng)時(shí)書き記していたのは「私は世界各地で多くのものを見てきたが、中國の爆発的な成長は永遠(yuǎn)に忘れられないものになるだろう」という言葉だ。

中國の「景気減速」や「消費(fèi)の弱體化」などの言葉がメディアの見出しを飾っているが、私はそれらは誇大というだけでなく、著しい事実誤認(rèn)だと考える。

先日発表された中國の8月の製造業(yè)購買擔(dān)當(dāng)者景気指數(shù)（PMI）は51．3となり、7月の51．2から上昇した。アナリスト予想は51．0だった。景況判斷の節(jié)目となる50を25カ月連続で上回っている。（翻訳?編集/柳川）