中國(guó)メディアの新浪網(wǎng)は6日、臺(tái)灣が米國(guó)のF-16戦闘機(jī)を改修して配備するF-16Vが中國(guó)のJ-20（殲20）ステルス戦闘機(jī)をレーダーで捕捉できるとの見(jiàn)方が出ていることに対しての、中國(guó)人民解放軍上級(jí)大佐の李莉（リー?リー）解放軍國(guó)防大學(xué)教授の反論を紹介した。

F-16Vは、既存のF-16を改修して、総合ヘルメット裝著式目標(biāo)指定システム（JHMCS）の使用や、AIM-9X新型短距離空対空ミサイル、AGM-154C滑空誘導(dǎo)爆弾、AGM-88対レーダーミサイルの搭載を可能にした戦闘機(jī)。2018年內(nèi)に臺(tái)灣空軍への引き渡しが始まり、2022年までには臺(tái)灣が保有する約140機(jī)のF-16はすべてF-16Vに改修されるという。

F-16Vについては、中國(guó)のJ-20（殲20）ステルス戦闘機(jī)をレーダーなどで捕捉することが可能との見(jiàn)方が出てくる。しかし、李莉教授はこのほど中國(guó)中央電視臺(tái)（中國(guó)中央テレビ）の番組に出演して、現(xiàn)実的には不可能と主張した。

李教授はまず「米國(guó)のF-22は、わがJ-20を捕捉する能力を持っているか？」と問(wèn)題を提起?；卮黏趣筏啤咐碚撋悉峡赡埭?。しかし実際の操作には大きな不確定要素があり、わが方に戦術(shù)運(yùn)用上の変化が出現(xiàn)すれば、わが方を発見(jiàn)することは根本的に不可能」と主張。

臺(tái)灣のF-16Vについても同様で、J-20を発見(jiàn)するためには大きな不確実性があると主張した。

李教授は「F-16VはJ-20を捕捉可能」との見(jiàn)方が出ていることについて、「臺(tái)灣地區(qū)の軍部が、資金を獲得する條件をさらに作り出すために、煽り立てている」との見(jiàn)方を示した。（翻訳?編集/如月隼人）