2018年9月5日、中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)によると、臺(tái)灣?臺(tái)南市にある野黨?國(guó)民黨同市支部の土地に日本による慰安婦を象徴する銅像が設(shè)置されたことに関連し、國(guó)民黨の呉敦義（ウー?ドゥンイー）主席は、日本が慰安婦問(wèn)題で謝罪と賠償をしない限り、話し合いには応じない姿勢(shì)を示した。

慰安婦像は8月14日、國(guó)民黨の馬英九（マー?インジウ）前総統(tǒng)らが出席して同市支部で除幕した。

観察者網(wǎng)によると、呉氏は5日、臺(tái)南で取材に応じ、日本の臺(tái)灣駐在代表が呉氏と馬氏を訪ね、馬氏が除幕式に出席した件について「いささかの意見(jiàn)」を示したことを明らかにした上で、「日本が歴史的事実に勇気を持って向き合い、謝罪と賠償をすることを望む。そうして初めて筋が通るのであり、そうでなければ話し合う余地はない」と述べた。

毎日新聞によると、臺(tái)南市の地方裁判所は9月4日、同市支部の土地と建物について競(jìng)売を?qū)g施したが、入札者はおらず、9月中旬に再度、入札を行う予定だという。同支部の土地?建物をめぐっては、國(guó)民黨の元職員ら305人が今年3月、未払いの退職金や給與などの支払いを求め、裁判所に対し差し押さえを請(qǐng)求した。また、臺(tái)灣行政院（內(nèi)閣）は同黨が土地?建物を1黨獨(dú)裁時(shí)代に不正取得したと認(rèn)定して4月、差し押さえを請(qǐng)求した。二重の請(qǐng)求を受け、裁判所は5月23日付で差し押さえていた。

この土地が競(jìng)売にかけられるのは慰安婦像が設(shè)置されたためだとする主張があることについて、謝長(zhǎng)廷（シエ?チャンティン）駐日臺(tái)灣代表は3日、フェイスブックに反論する文章を投稿。「裁判所の競(jìng)売はさまざまな手続きを踏んで行われるものであり、時(shí)系列で見(jiàn)れば、慰安婦像が設(shè)置されたために競(jìng)売にかけられることになったものでないことは明白だ。競(jìng)売にかけられることになったからこそ慰安婦像は設(shè)置されたのだ。反日?仇日感情が引き起こされることを期待し、競(jìng)売時(shí)には、政府は日本にこび銅像の設(shè)立を認(rèn)めないなどと悪しざまに言うこともできる。その目的は、政治対立を先鋭化させ、労働者の合法的な求償による競(jìng)売を妨害し、不正な黨資産の保護(hù)を成し遂げようとするものだ」とし、「慰安婦問(wèn)題の消費(fèi)と利用はここまで來(lái)てしまった」としていた。（翻訳?編集/柳川）