2012年8月29日、「美容整形手術(shù)によって思ったような効果が得られなかった」として、執(zhí)刀した醫(yī)院を訴えていた中國(guó)?江蘇省南京市在住の女性が訴えを棄卻されていたことがわかった。術(shù)前?術(shù)後の寫(xiě)真を見(jiàn)比べた結(jié)果、裁判長(zhǎng)は「今も術(shù)前と変わらずおキレイですよ」と判決理由を説明したという。揚(yáng)子晩報(bào)の報(bào)道。

【その他の寫(xiě)真】

もともと平均以上の容姿を持っていた劉蘭(リウ?ラン)さん(仮名)。より美しくなりたいとの願(yuàn)いと、蕓能界デビューの夢(mèng)をかなえるために、2008年9月にある美容整形外科醫(yī)院で手術(shù)を受けた。手術(shù)當(dāng)時(shí)はまだ22歳。両あごのエラを削ってほっそりとした小顔になるつもりだった。

しかし、劉さんは手術(shù)の結(jié)果に大いに不満を感じた。あごは確かに削ったかもしれないが、同時(shí)に頬がこけてしまい、魅力的になったとは言いがたい。手術(shù)前、擔(dān)當(dāng)醫(yī)からは「小顔にしたいならば頬の脂肪も除去しては？」と勧められたのを思いだし、「まさか、頬の脂肪まで勝手に抜かれてしまったのでは？」と疑念を募らせた。これに対し、醫(yī)院側(cè)は「頬がこけたのは劉さんが痩せたせい」と一蹴。劉さんは3年もの間、あきらめることなくクレームを申しいれたが、醫(yī)院側(cè)は後に、「年齢を重ねると、自然と顔の脂肪が落ちるものだ」と説明し、手術(shù)上の過(guò)失をまったく認(rèn)めなかった。

2011年5月、劉さんはついに南京市の裁判所に、醫(yī)療ミスを訴える裁判を起こした?！甘中g(shù)の失敗によって心身に打撃を受けたうえ、蕓能界入りの夢(mèng)を斷たれた」という名目で、慰謝料120萬(wàn)元(約1485萬(wàn)円)の支払いを醫(yī)院側(cè)に求めた。訴訟に伴って、南京市醫(yī)學(xué)會(huì)が醫(yī)療ミスの有無(wú)を鑑定することになった。

しかし、醫(yī)學(xué)會(huì)の鑑定結(jié)果は「術(shù)前?術(shù)後の寫(xiě)真を比較しても該當(dāng)の箇所に明確な差異はない」「手術(shù)は規(guī)定通りに行われており、過(guò)失はない」「頬の脂肪を除去した証拠は見(jiàn)當(dāng)たらない」というもの。今年7月18日に下った一審判決の場(chǎng)では、裁判長(zhǎng)も「あなたは手術(shù)前と同様、今もおキレイですよ」と劉さんをたしなめ、証拠不十分としてその訴えを棄卻した。劉さんは上訴しておらず、この判決はすでに法的効力を発効している。(翻訳?編集/愛(ài)玉)