2018年9月12日、臺灣メディア?風(fēng)傳媒によると、臺風(fēng)21號の影響により、一時孤立した関西國際空港に約8000人の利用客が取り殘されたが、その際の中國メディアの報道は事実ではなかった疑いが出ている。

當(dāng)時、関西國際空港に取り殘された利用客には約750人の中國人が含まれていた。事態(tài)を重く見た大阪の中國総領(lǐng)事館は空港にバスを派遣し、中國人を全員避難させたという內(nèi)容の記事が中國で大きく報じられた。

中國総領(lǐng)事館の周到な対応は美談としてセンセーショナルに伝えられたが、當(dāng)時空港と対岸を結(jié)ぶ連絡(luò)橋はタンカーの衝突で破損し、通行はまったくできない狀態(tài)だった。

記事は、「中國ネットでは、中國総領(lǐng)事館のバスが空港に入り、優(yōu)先的に中國人を救出したとの情報が拡散していたが、実際には空港の運営側(cè)が連絡(luò)橋の衝突部分とは反対側(cè)の道路の安全を確認(rèn)してからバスと船で利用客を?qū)澃钉蓼沁\んでいたようだ」と指摘した。

関西エアポートの広報擔(dān)當(dāng)者も「中國総領(lǐng)事館が手配したバスが空港敷地內(nèi)に入った事実はない」と発言したといい、他の國の領(lǐng)事館からもそうした要請はあったが混亂や二次災(zāi)害を招く恐れがあるとしてすべて斷っていたという。

それでは大きく伝えられた中國総領(lǐng)事館の対応は何だったのか。記事は「中國がSNSやメディアを利用して世論操作を工作した疑いがあるとの見方も出ている」と伝えている。（翻訳?編集/岡田）