2012年8月29日、日本の自治體として唯一「2012年中國瀋陽國際農(nóng)業(yè)博覧會」からの招待を受けていた北海道巖見沢市は主催者側(cè)の通知を受け、出展の中止を決定した。共同通信社の報(bào)道を引用し、環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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巖見沢市によると、主催者側(cè)から「出展の中止を希望する」との通知が屆いたという。農(nóng)業(yè)が盛んな巖見沢市では1963年に日中友好協(xié)會を設(shè)立、責(zé)任者の原正市氏が21年間で63回も中國を訪問するなど、日中の農(nóng)業(yè)交流の促進(jìn)に盡力している?，F(xiàn)時(shí)點(diǎn)で中國側(cè)からは巖見沢市が出展を中止するという情報(bào)は確認(rèn)できていない。

巖見沢市農(nóng)政部は23日、瀋陽市政府から「ご承知の理由により、巖見沢市の參加中止を希望します」という文書が屆き、「日中関係の混亂している時(shí)期に出展するのはふさわしくない」として、出展中止を決定したことを明らかにした。尖閣諸島をめぐる最近の日中両國の紛爭が悪化したためであるとみられる。

博覧會は9月12日から14日まで開催され、國內(nèi)外から最先端の種子や品種、農(nóng)産品が集う。巖見沢市は2009年から小麥や米粉などを出展してきた。今回の博覧會は中國、ヨーロッパなどのトップ企業(yè)が出展し、來場者は40?50萬人に達(dá)する見込みで、市は出展に向けて450萬円の予算をかけて準(zhǔn)備を行っており、関係者は「すべて準(zhǔn)備が整っていたのに、とても殘念です」と語った。

在中國日本國大使館は29日、巖見沢市の出展中止について、「出展を中止したという情報(bào)を受けていない」とコメントしている。博覧會組織委員會の李紅（リー?ホン）氏は、「具體的な出展中止の通知は屆いておらず、出展を予定している日本企業(yè)からも中止の知らせはない」と述べ、「博覧會には2000社以上が出展予定で、日本企業(yè)が出展を中止しても大きな影響はない」と語った。（翻訳?編集/岡本悠馬）