中國(guó)共産黨機(jī)関紙、人民日?qǐng)?bào)系の環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）は27日、「米國(guó)は同盟國(guó)に米國(guó)と中國(guó)のどちら側(cè)につくかの選択を迫っている」とする記事を配信した。

記事はまず、安倍晉三首相が25日の記者會(huì)見(jiàn)で、米ウォール?ストリート?ジャーナルの記者から、「今、米國(guó)と中國(guó)がウイルスなどをめぐって激しく対立しているが、日本はどちら側(cè)につくか」と問(wèn)われ、「中國(guó)と米國(guó)との間で新型コロナウイルス感染癥の発生源をめぐって相當(dāng)激しく議論が行われている。日本の立場(chǎng)は、この新型コロナウイルスについては、中國(guó)から世界に広がったというのは事実であると考えている。今後の日本の役割としては、今回のようなパンデミックが起こったときに世界がどう対応していくべきかという、その在り方について提示をしていくことなのだろう」とした上で、「日本の外交、安全保障の基本的な立場(chǎng)としては、米國(guó)は日本にとって唯一の同盟國(guó)であり、基本的な価値を共有する同盟國(guó)として、米國(guó)と協(xié)力をしながら、さまざまな國(guó)際的な課題に取り組んでいきたい」「中國(guó)も世界の中において極めて経済的にも重要な國(guó)だ。國(guó)際社會(huì)が期待しているのは、日本と中國(guó)がそれぞれ、地域の平和と安定、繁栄に責(zé)任ある対応を採(cǎi)っていくとことだ。中國(guó)がそういう対応を採(cǎi)ってくれることを期待したい」と述べたことを紹介した。

続いて、安倍首相の発言について、中國(guó)外交部の趙立堅(jiān)（ジャオ?リージエン）報(bào)道官が26日の定例記者會(huì)見(jiàn)で、「ウイルスの発生源の問(wèn)題を政治問(wèn)題化し、汚名を著せることに斷固として反対する」「政治的盲従が科學(xué)的判斷をしのぐべきではない」などと反発したことを伝えた。

一方、韓國(guó)については、聯(lián)合ニュースが26日付で、「韓國(guó)政府は、新型コロナウイルス感染が広がる中で再燃する米中の覇権爭(zhēng)いへの対応を模索するため、28日に関係官庁による會(huì)議を開(kāi)く」「中國(guó)政府による香港國(guó)家安全法制定の動(dòng)きなどを巡り米中対立が再燃する中、韓國(guó)がこの問(wèn)題に関して米中の間で選択を迫られる狀況に陥るとの懸念も出ている」などと伝えていることを紹介した。（翻訳?編集/柳川）