2012年9月30日、中國(guó)と韓國(guó)が歴史問題でタッグを組み、共同で日本に対抗する構(gòu)えを見せたことを受け、香港?中國(guó)評(píng)論社は「中韓の対日同盟はどれほどの現(xiàn)実的意義を持っているのか」と論じた記事を掲載した。3日付で環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）が伝えた。

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中國(guó)外交部の楊潔●（ヤン?ジエチー、●は竹かんむりに褫のつくり）部長(zhǎng)（外相）と韓國(guó)外交通商部の金星煥（キム?ソンファン）長(zhǎng)官は9月24日、米ニューヨークの國(guó)連本部で會(huì)談し、「関係國(guó)」との正しい歴史観の確立に向け、共同で取り組むことで一致した。楊部長(zhǎng)は會(huì)談で「『関係國(guó)』が正しい歴史観を持っていなければ、北東アジアの秩序は試練に直面する」と述べ、金長(zhǎng)官もこれに同意。両國(guó)とも名指しはしなかったが、「関係國(guó)」が日本であることは明らかだ。

中韓が歴史問題で日本をたたくことは、日本の「右傾化」を抑えるという重要な意義を持つ。日本は最近、周辺國(guó)との領(lǐng)土紛爭(zhēng)で強(qiáng)硬化が目立つようになってきた。これら領(lǐng)土問題は歴史と大きくかかわっている。例えば、尖閣諸島（中國(guó)名?釣魚島）問題は日清戦爭(zhēng)の際に日本が盜んだもの。カイロ宣言でもポツダム宣言でも日本領(lǐng)に尖閣諸島（釣魚島）は含まれていない。日本が正しい歴史観を持たなければ、尖閣問題を含む様々な問題は解決しないのである。

中韓が歴史問題で統(tǒng)一戦線を張ることで、日韓が軍事同盟を組むことを阻止することにもつながる。日米韓の一體化は中國(guó)にとって脅威だ。両國(guó)の“ボス”である米國(guó)は日韓も同盟関係を結(jié)ぶことを望んでおり、米國(guó)の仲裁で「日韓軍事情報(bào)保護(hù)協(xié)定」があと一歩で結(jié)ばれるところだったが、韓國(guó)世論の強(qiáng)い反対で延期されている。歴史問題で韓國(guó)政府や民衆(zhòng)の気持ちをつかんでおけば、中國(guó)が不利になる事態(tài)に陥ることはないだろう。

両國(guó)は今後、歴史問題の共同研究グループを立ち上げ、その研究成果をもとに、歴史問題に関する「共同聲明」を発表することになるだろう。これは、日本の右翼分子による歴史を覆そうというもくろみを阻み、領(lǐng)土問題における日本政府の強(qiáng)硬姿勢(shì)を抑えることに大変効果的であることは間違いない。（翻訳?編集/NN）