湖北省メディアの湖北日?qǐng)?bào)網(wǎng)によると、北京西駅発?武漢駅著の高速鉄道車內(nèi)で売られていた弁當(dāng)に、大量のカビが生えていた。気づいた人が抗議したが、同時(shí)に弁當(dāng)を買った人はその時(shí)までに大半を食べてしまっており、しばらくして、嘔吐や下痢の癥狀に見(jiàn)舞われた。

武漢市に住む男性のZさんとXさんは8日、北京西駅で武漢駅に向かう高速列車に乗った。発車定刻は午後3時(shí)40分だった。2人は午後7時(shí)ごろに車內(nèi)販売の弁當(dāng)を購(gòu)入した。1個(gè)40元（約650円）だったという。Zさんが開(kāi)封して食べようとしたところ、米飯の部分に大量のカビが生えていた。

乗務(wù)員に話したところ、まずチーフ車掌がやってきて謝罪。次に弁當(dāng)を扱っている食堂車の職員がやって來(lái)て、弁當(dāng)の代金計(jì)80元を返卻した。乗務(wù)員は新しい弁當(dāng)を持ってきたが、Zさんは食べる気にならないと受け取らなかった。

Zさんが弁當(dāng)を開(kāi)封して異常に気付くまでに、Xさんは先に食べ始め、すでに大半を食べ終わってたという。しばらくしてXさんは嘔吐と下痢の癥狀に見(jiàn)舞われた。

弁當(dāng)の表示によると、製造したのは上海市の食品會(huì)社だった。Zさんは表示されていた電話番號(hào)に連絡(luò)したが、応答はなかった。

武漢駅に到著して下車した後に、Zさんの攜帯電話にメールが入った。弁當(dāng)を販売した広東省広州市にある會(huì)社からで、車內(nèi)のスタッフから連絡(luò)を受けたとして、9日には広州市から職員を派遣して謝罪をして「今後のこと」を話し合いたいとの內(nèi)容だった。同食品會(huì)社は補(bǔ)償の問(wèn)題についても検討していると読むことができる。

Zさんは取材に対して、補(bǔ)償をしてもらう必要はないとした上で、「高速鉄道に乗ってこんなカビのはえた食べ物に巡り會(huì)った。これからは、（高速鉄道車內(nèi)で買ったものを）とても食べられたものではない」「私ひとりに売った弁當(dāng)ではない。カビのはえた弁當(dāng)を何人に売ったか分からない。私だけの個(gè)別の事例ではないはずだ」と述べた。

Zさんによると、列車內(nèi)でチーフ車掌に「なぜ、このようなことが起きたのか、原因を調(diào)べて回答してほしい」と要求し、チーフ車掌も原因を調(diào)べて伝えると約束したという。（翻訳?編集/如月隼人）