<尖閣問題>中國?臺灣?香港は日本批判で一致、世論誘導能力とその限界―香港英字紙

Record China    2012年9月1日(土) 22時12分

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8月29日、香港英字紙アジアタイムズは記事「海洋紛爭が暴露したアジアの傷跡」を掲載した。中國の「棚上げ」戦略は完全に失敗したと評している。寫真は8月22日、香港に帰港した抗議船乗員たち。

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2012年8月29日、香港英字紙アジアタイムズは記事「海洋紛爭が暴露したアジアの傷跡」を掲載した。31日、環(huán)球時報(電子版)が伝えた。

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世界第二の経済體?中國と第三の経済體?日本との爭いは常に続いてきた。この世界経済危機の時代にあって中國の貢獻は極めて重要だが、小島と巖礁からなる尖閣諸島がアジア太平洋地域の緊張を高め、地域の経済成長の障害となっている。

今回の尖閣上陸事件で特徴となっているのは中國本土のみならず、香港と臺灣、すなわち中國語圏が聲をそろえて日本を批判している點だ。民主化などの問題では中國、臺灣、香港の足並みはそろわないが、こと領土問題に対しては意識が一致している。香港活動家の上陸から香港、臺灣を巻き込んでの反日世論形成という流れは、中國政府の戦略的外交、世論誘導能力の高さを示すものとなった。

一方で経済への悪影響を避けるために日中は世論を冷卻する必要もある。中國にとってもこれは難しい課題だ。インターネットの自由が作り出した「憤怒する青年」たちは今後さらに暴力的な行動を起こすことになるだろう。

ここ數(shù)日、中國には大量の北方領土問題の報道が流れ、ロシア艦艇の北方領土訪問などが報じられた。これは日本に対して怒っているのは中國だけではない、中國が戦端を開く必要はないという、「憤怒する青年」たちにあてたメッセージだ。

中國は経済成長が破綻するような衝突を避けるよう努力している。しかしながらトウ小平が唱えた「棚上げ」方針はもはや完全に失敗したと言わざるを得ない。中國は新たな解決方針を探さなければならない。それは日本の後ろ盾である米國との信頼関係を深めることとなる。(翻訳?編集/KT)

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