2018年9月10日、安倍晉三首相は日本を訪問中の韓國の徐薫（ソ?フン）國家情報(bào)院長と會談を行った。

今回の會談で徐院長は、安倍首相に5日前の訪朝の結(jié)果を説明し、日韓両國の協(xié)力の意思を改めて確認(rèn)した。韓國?國民日報(bào)は、徐院長に提供された「椅子」に注目している。記事は「安倍首相はこれまで、首相官邸を訪れた海外の官僚らに対し、格の違いを見せるため、自身の椅子より低い椅子を提供してきた」と説明している。それは、韓國最大野黨「自由韓國黨」の洪準(zhǔn)杓（ホン?ジュンピョ）代表、康京和（カン?ギョンフ?。┩庀啶坤堡扦胜?、中國や英國、フランス、インドなどの官僚に対しても同じだという。

しかし、今回の會談で徐院長が座った椅子は、高さ、色、模様ともに安倍首相と同じものだったという。記事は「安倍首相は唯一、徐院長に対してだけは気を遣う」とし、「安倍首相は徐院長との3度の會談すべてで同じ椅子に座った」と説明した。ただ、徐院長が3月13日に初めて安倍首相と面談した時(shí)は、首相官邸で最も上等な椅子と評価されている紺地に金色の花柄があしらわれた高い椅子が用意されたが、今回は茶系の低めの椅子だったと伝えている。

この報(bào)道に、韓國のネットユーザーからは「椅子で位を分けるなんて幼稚。海外から來た客は溫かく迎えるべきでは？」「椅子で格をアピール？日本は器が小さい」など、日本の対応に批判的な聲が上がっている。

また洪準(zhǔn)杓代表との違いに注目するユーザーも多く、「安倍首相に深いお辭儀をした上、低い椅子を提供された洪準(zhǔn)杓とは大きな差だ」「洪代表のレベルは徐院長より下なのか。洪代表ほど安倍首相に忠実な政治家はいないのになぜ？」との聲が見られた。

その他、「厚遇を受けるということは、日本に極秘情報(bào)を提供したのでは？」と懸念する聲や、韓國メディアに対し「椅子の高さを気にし過ぎ。それより會談の內(nèi)容が大事なのに」「同じ椅子が用意されて喜んでいる韓國メディアが情けない」と主張する聲も寄せられている。（翻訳?編集/堂本）